第7話- 格子
勝手口のはきだしの先、石の上に猫が寝ている。
"ほらほらごみになるよ" 一声"ニャーン" 姿が消えた。
掃除を終えて台所に立つと足元で"ミュウ" ふと、はきだしぐちを見ると何かがモゾモゾ、猫はここで足元に絡んでいる。
恐る恐る近づくと人みたいな黒い指先が格子の間から滑り込もうとしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます