悔し涙

 悔し涙が流れたんだ


 試合に負けたんだ


 もう次はない


 学生最後の大事な試合だったんだ


 仲間とすごした、


 辛くも楽しい練習ばかりの日々


 勝つことはなく


 記録では報われることはなかった


 勝ちたかった


 勝ちたかった


 それでも


 今日は過ぎ

 明日が来た


 負けて終わった

 部活の引退試合


 もうこのメンバーで

 戦うことはないだろう


 悔し涙が流れるんだ


 とめどもなく


 あふれるんだ


 この悔しさは


 いつか青くさい思い出に

 変わるのだろう


 今はまだイロ鮮やかで

 生々しく


 鮮明な記憶


 悔し涙が流れるんだ

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