青と白と白
白い部屋
四角い切り枠から
のぞく青空は
目に眩しいぐらい
青空で
夏の雲はまっ白い勢い加速して
世界から隔てた部屋には
外からのサイレンだけが
入り込んでる
ただ、ホッと息をついた
特別効く薬もない流行り病に
かかれども
こうして
日に日に重ねて
養生している
自分だけが置いてきぼりな
気がしても
友に
家族の
声聞けば
またあの
日常に
戻って行けそうな
今はただ
じっと
回復を待つだけの身だけれど
うん
やっと
うん
やっとだ
大袈裟じゃない
いつもが
尊い
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