7.文字数別の回文

※回文の元となる文章においては「清音と濁音の区別」、「ツと促音の区別」および「同音異字のかなの区別」が無いものとする。つまり


一文字:藻(も)

二文字:ママ(まま)

三文字:立った(たつた)

四文字:待つ妻(まつつま)

五文字:玉はまだ(たまはまた)

六文字:傘とトサカ(かさととさか)

七文字:たまにがに股(たまにかにまた)

八文字:確かに逃がした(たしかににかした)

九文字:片目のみのメダカ(かためのみのめたか)

十文字:確か西氏に貸した(たしかにししにかした)

十一文字:彼のトンボはほんとのか(かのとんほはほんとのか)

十二文字:対抗して弟子動いた(たいこうしててしうこいた)

十三文字:なんかあんな指南アカンな(なんかあんなしなんあかんな)

十四文字:たんと玉飛び、人また飛んだ(たんとたまとひひとまたとんた)

十五文字:ダメだ、野狐の寝つきの為だ(ためたのきつねのねつきのためた)

十六文字:そんな子ね、知らぬ。濡らし猫なんぞ(そんなこねしらぬぬらし ねこなんそ)

十七文字:やれこの荷を知る軽し鬼残れや(やれこのにをしるかるしおにのこれや)

十八文字:それはもう、蟹とか過度に買うも我ぞ(それはもうかにとかかとにかうもわれそ)

十九文字:用意までした身、腹は満たしてまで言うよ(よういまてしたみはらはみたしてまいうよ)

二十文字:さあ確かな思いで芋を流した朝(さあたしかなおもいていもをなかしたあさ)

二十一文字:立つと、堪らず墓場の馬鹿はズラまた取った(たつとたまらす はかはのはかはすらまたとつた)

二十二文字:少しして妻また飛ばすが、ガスは止まって指示来ず(すこししてつまとはすかかすはとまつてししこす)

二十三文字:浮く罪を負う血出した私たち、魚を三つ食う(うくつみをおうちたしたわたしたちうおをみつくう)




―――メモ

二十三文字:とはすたますらが  からすまたすはと



二十八文字:留守に目立って金槌使い、雷、綱か鉄ダメにする(るすにめたつてかなつちつかいいかつちつなかてつためにする)


あやすあかこたね ねたこかあすやあ

 

なんとどんな

かなしい いしかな

ようい いうよ


ろじをいくやは はやくいをしろ

でもくもを きもちおもくもて

さかす  すかさ




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