第30話
タスマニアさんにボードゲームの試作品つまり日本で言う『オセロ』を頼んでから10日ほどで出来上がったと持ってきてくれたのを早速ルールを説明しながら遊んでみる。
咲百合も今日は一緒で興味深く覗いているわ。
試しに1度ゲームしたらルールは覚えられるのでジョバンニ様と交代すると2人は夢中で何度も対戦を初めてしまったわ。
何度か見ていて咲百合もルールが分かるようになったみたいでやりたいと言うのでジョバンニ様が相手をしてくださったけど意外といい勝負をしていたけれど負けちゃったわね。
悔しそうにしているけど不貞腐れたりもしないし偉いわ。
あら?次はタスマニアさんにお願いしているわね。
ジョバンニ様とタスマニアさんだと若干タスマニアさんの負け数が多かったのでもしかしたら勝てるかもしれないと思っていたらさっきより僅差で負けてしまったわ。
「次はママと!」
こうやっなのびのびと笑顔を見られるようになって本当に良かったわ。
その後もみんなで対戦して咲百合も何度か勝ててまだ幼いのに意外とこう言うのは向いているのだと新しい一面が見つかったのは良かったし、なにより楽しんでいたので頼んで本当によかったわ。
お昼ご飯を挟んで咲百合をお昼寝させてから再び2人と今後について話をしに戻るとまだ対戦していたのには流石に呆れてしまった由布子だが、特許をこれも取り荒稼ぎをしたのだが、後に由布子は自分の預金残高をしばらくしてから確認してビックリするのだった。
「それでユーコさん、空間魔法の使い手が3日後に来れることになったので良かったら立ち会って欲しいのだがどうかな?」
馬車の内部を空間魔法を付与して広げる試みの実験して実用化できるか確認して行こうということになっていたので楽しみだわ。
マジックバックの付与は適性ももちろんだけれども容量は魔力に左右され時間停止のものはほとんどの人が魔力が足りず作れても中型の魔獣が何とか入るくらいの大きさみたいで話を聞いてみると体長1mくらいのオオカミが入るくらいがほとんどのようね。
今回は人間が入る空間の拡張なので時間停止は要らないし袋状のものではなく箱に付与するので拡張の割合は少なくなるのでなんとかなる気がするのよね。
とにかく試してみないと分からないわね。
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短いのですが、この後の話が長くなるかも?なのでここで切ります。
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