第7話 秘密の作戦

青年が甥の通う保育園の前を通りかかると、塀越しに女の子から呼び止められた。


「相談があるんだけど」


ませた口調で話すその子は、先日妻を亡くしたという同僚の娘だった。日に日にやつれていく父親を救いたいと彼女は言う。

丁度同じ事を考えていた青年は、彼女と秘密の作戦を企てた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る