徒然

宗教

宗教が宗教であるための条件って何でしょうか

例えばオウム真理教ってありましたよね？

だからカルト宗教なんてよくわからないものは怖い

なんて思ってないですか？

私から言わせればオウム真理教はなかなかに真の宗教に近いものを感じましたよ

まぁ起こした行動自体は大いに批判しますし絶対に容認はしませんが

私が言っているのは宗教における必要要素をしっかりと満たしているか否かで判別した時の言わば宗教度と呼ぶべきものの高さの話

宗教が宗教として必要なものもの

考えましたか？

それは

・信仰心

・不快感や快感の変更

信仰心は言わずもがな…

不快感と快感というと分かりにくいかもしれませんが

例えばイスラム教徒なんか分かりやすいかな？

・豚肉食べちゃダメ

・お酒飲んじゃダメ

・メッカに行かなきゃ！

・メッカに向けてお祈りしなさい

大変そうですよね？

でもですよ？

それがしたくてしてるならどうですか

一般的な快不快に置き換えると

・ゴキブリ食べたい？

・泥水飲みたい？

・アニメの聖地巡りはしたいよね？

・ゲームのデイリーワークアウトは？

そういうこと

でねオウム真理教に戻ると

あの人たちは

世の中の法に反することが分かったうえで

死んだ人は教理に基づいて徳が積めると本気で思って行ってたわけだ

教理を本気で信じるあの姿は

むしろオウム真理教があの人たちにとって真の宗教になってしまった姿に私は感じました。

もちろん宗教で人を殺すなんてと思うかもしれないけれど

キリスト教にだって十字軍っていう立派な軍隊だっていたわけだし

十字軍はイスラーム勢力と戦争してたわけでしょ

人同士が話し合えば分かるって理想論を本気で思ってる人はね

いざどうしても分かり合えない人が現れると

相手が人間であることを頭で否定するようになる

それってある意味宗教より怖いことで

むしろある一定数その意見が集まれば

それは自然にできた名もなき宗教になると思ってるわけです。

それは周囲の人々がみんな無意識に入る宗教で他のことを言えなくなる宗教なんです。

国家単位もしくは世界レベルでの思想の統一

それが誰から始まるでもなく起こってしまうんです。

大勢の犠牲を出しながら