第967話 ここまで来ていた黙示録

「『お鉢が回る』っていうね」

  「そう、『日本的』表現」



【御鉢が回る】

順番がまわって来る。



「やはり黙示録?」

  「うん、フル回転」

「おお!」


・・・


黙示録16 章(お鉢が回る)

それから、大きな声が聖所から出て、七人の御使にむかい、「さあ行って、神の激しい怒りの七つの鉢を、地に傾けよ」と言うのを聞いた。



英語だとこれ。


お鉢が回る

→ My turn has come.

 (It's my turn.)


黙示録の記述は、日本語でないと理解が難しい。



 (獣の刻印とは?)

2 そして、第一の者が出て行って、その鉢を地に傾けた。すると、獣の刻印を持つ人々と、その像を拝む人々とのからだに、ひどい悪性のでき物ができた。



獣(666)が暗示する気運は

→ 「お金が全て」


金儲けのため、人の命さえ奪ってしまう。


→ アドレノクロム

→ 抗癌剤や毒の食材

→ 保険金殺人

→ 武器商人の販促



 (異邦人の行いも暴露)

3 第二の者が、その鉢を海に傾けた。すると、海は死人の血のようになって、その中の生き物がみな死んでしまった。



神の国に何をしたのか?

(特に明治期に)



宗教者は正義じゃなかったのか?



 (宗教の偽善)

4 第三の者がその鉢を川と水の源とに傾けた。すると、みな血になった。

5 それから、水をつかさどる御使がこう言うのを、聞いた、「今いまし、昔いませる聖なる者よ。このようにお定めになったあなたは、正しいかたであります。

6 聖徒と預言者との血を流した者たちに、血をお飲ませになりましたが、それは当然のことであります」。

7 わたしはまた祭壇がこう言うのを聞いた、「全能者にして主なる神よ。しかり、あなたのさばきは真実で、かつ正しいさばきであります」。



問題は神の名への敬意。



 (神の名を曲げた)

8 第四の者が、その鉢を太陽に傾けた。すると、太陽は火で人々を焼くことを許された。

9 人々は、激しい炎熱で焼かれたが、これらの災害を支配する神の御名を汚し、悔い改めて神に栄光を帰することをしなかった。



彼らは「ヤハ」や「バール」に立場を定め「イハ」を軽く見た。



そして、経済・・・



 (獣は経済の要に座す)

10 第五の者が、その鉢を獣の座に傾けた。すると、獣の国は暗くなり、人々は苦痛のあまり舌をかみ、

11 その苦痛とでき物とのゆえに、天の神をのろった。そして、自分の行いを悔い改めなかった。



金融界が荒れている。

銀行は巨額の負債を処理できず、ドミノ倒し・・・


この後はいよいよ、決着。



 ■二者対決が控えている


亜種家と本家の問題が議論される。



 (彼らの堀が破綻する)

12 第六の者が、その鉢を大ユウフラテ川に傾けた。すると、その水は、日の出る方から来る王たちに対し道を備えるために、かれてしまった。



東に位置する「神の国」。


その眼が「西の国」に向けられる。


これを阻止したい鬼は、立場を優位にしようと画策する。



 (騒がしい逆宣伝)

13 また見ると、龍の口から、獣の口から、にせ預言者の口から、かえるのような三つの汚れた霊が出てきた。

14 これらは、しるしを行う悪霊の霊であって、全世界の王たちのところに行き、彼らを召集したが、それは、全能なる神の大いなる日に、戦いをするためであった。

15 (見よ、わたしは盗人のように来る。裸のままで歩かないように、また、裸の恥を見られないように、目をさまし着物を身に着けている者は、さいわいである。)

16 三つの霊は、ヘブル語でハルマゲドンという所に、王たちを召集した。



御子は、『婚約者』に意識を向けている。



 (空気の変化)

17 第七の者が、その鉢を空中に傾けた。すると、大きな声が聖所の中から、御座から出て、「事はすでに成った」と言った。

18 すると、いなずまと、もろもろの声と、雷鳴とが起り、また激しい地震があった。それは人間が地上にあらわれて以来、かつてなかったようなもので、それほどに激しい地震であった。

19 大いなる都は三つに裂かれ、諸国民の町々は倒れた。神は大いなるバビロンを思い起し、これに神の激しい怒りのぶどう酒の杯を与えられた。

20 島々はみな逃げ去り、山々は見えなくなった。

21 また一タラントの重さほどの大きな音が、天から人々の上に降ってきた。人々は、この音の災害のゆえに神をのろった。その災害が、非常に大きかったからである。



今までの力関係は消滅。



いつの間にか、黙示録は『ここまで来ていた』。


シロの帽子が鍵を握る中、我々の出番が近付いている。


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