第365話 一か八かの阿弥陀籤と鬼

「阿弥陀くじ引いてみて」

  「何が当たるの?」

「災難の有無がわかる」

  「そんなのやだよ」


・・・

「1」か「0」かの阿弥陀籤など嬉しくない。


一か八(ばち)かの状況であっても、そんなの引きたくもない。


しかし、鬼が提供するのが、

混乱の中の「アミド籤」なのだ。



【amid】アミド

1.混乱の真っ只中で。

2.その最中に。


アミダー籤は

→ amid er 籤 (?)


混乱から抜け出す方法を天に任せるか、自分で「編み出す」か、・・・


英語のamidは、「異質のもの」に囲まれ、周囲とは相容れない場合に使われる。


正に、「鬼の包囲」。


鬼だらけの環境から、脱出して助かりたい。


阿弥陀籤や阿弥陀仏がそれを成し遂げてくれるなら楽なのだが・・・



【阿弥陀如来】

1.大乗仏教の仏。

2.西方の極楽浄土の教主。

3.「生あるものを全て」救う。

4.日本へ来たのは七世紀。

※ 鎌倉時代に盛んになり、「無量寿」「無量光」の仏。



まるでイエス。


混乱の世から『全ての』人々を救うメシアの精神は、ノアの大洪水を引き起こした神とは、まるで逆である。


しかしそれが、「七世紀」に到来している事から、福音ではあるが「蛇の吐いた水」という懸念が生じる。


→ 「蛇」と「陀」


文字までがヒントになっている。




 ■空き家に誰が住む?


「一枚目」のイエスが教えた「空き家の話」があった。


「西方の空き家」が頭に浮かぶ。・・・そこは、追い出された悪霊が仲間を七つ連れ込んで住んでいるだろうか。


我々は、この「教主」からのヒントを重視しなければならない。


時代が七世紀以降なら、「二枚目」の工作も完成している。


時間経過を考慮すれば、今は籤を引くべき時ではない。


「一か八か」という鬼の数などどうでもいいのだから。


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