第二話、読ませていただきました。草原先生の人間性が話の中に溢れていて、思わず頬が緩んでしまいました。
　ただ、2点ほど気になった点があったので、恐れ入りますが、挙げさせてもらいます。

　一つ目は「もう少し行間を空けてみても良いのでは？」という点です。読み難い、という程の事ではありませんが、今回は会話文が多かったので。特に「」なしの台詞、

『違います』

『じゃあ先生、さようなら』

……これらの前後は行間を空けて切り離した方が際立つかな、なんて個人的に思いました。

　二つ目は三点リーダー(…)についてです。ご存知でしたら聞き流してください。三点リーダーは基本的に偶数個、最低でも「……」の形で使用するので、そこが気になりました。その話を抜きにしても、「…」は短くて違和感があるかなと。

……以上です。

　第一話、読ませていただきました。綺麗な文体や、的確な描写は素晴らしく、独特な雰囲気が癖になりそうです。物語のプロローグとして文句無しだと思います。