第64話 時の監獄 6

あるところに箱に入った猫がいました!

その箱が特殊で化学反応により

50%の確率で毒ガスが発生する

作りの箱でした!


その確率がランダムなので

中に居る猫は今生きているのか

死んでいるのか解りません!


箱を開けずに証明せよ!


これに対して膨大な物理方程式や

量子力学やや世の作りのあり方

哲学まで投入され、生と死の証明

に永遠に時間を費やし

理屈や原理は積み上げられるが

最後まで答えを出すことが不可能でした


単なる2択ではなく

開けない状況では同じ空間に

【生きた状態の猫と死んだ状態の猫】

同じ次元に2匹重ね合わせで

存在しないといけなくなり


確率は50%だとする。この箱の蓋を閉めてから1時間後に蓋を開けて観測したとき、猫が生きている確率は50%、死んでいる確率も50%である。したがって、この猫は、生きている状態と死んでいる状態が1:1で重なりあっていると解釈しなければならない。


我々は経験上、猫が生きている状態と猫が死んでいる状態という二つの状態を認識することができるが、このような重なりあった状態を認識することはない。


この思考実験は、ノイマン-ウィグナー理論に対する批判として、●●●によって提出された。まず、量子力学の確率解釈を容易な方法で巨視的な実験系にすることができることを示し、そこから得られる結論の異常さを示して批判したのである。●●●は、これをパラドックスと呼んだ。現在では「●●●の猫」のような巨視的に量子力学の効果が現れる実験系が知られており、「●●●の猫」は量子力学が引き起こす奇妙な現象を説明する際の例示に用いられる。





「重なりあった状態」と「確率解釈」


「量子力学(コペンハーゲン解釈)」




「生きているか死んでいるか開けてみるまで

わからない猫」


開ける前の状態では、生きているとも言えるし死んでいるとも言える!


確率論で生死を測ったり 多世界解釈


重ね合わせ · 可観測量

相補性 · 二重性 · 不確定性



そこでさらにややこしくするのが

「観測者の問題」

多世界解釈

仮に箱を開けて決定づけても

2つの多世界が生まれていないといけない


【生きている世界と死んでいる世界】

分岐どころか二つの世界が生まれる


背景


古典力学

前期量子論



基本概念


量子状態 · 波動関数

重ね合わせ · 可観測量

相補性 · 二重性 · 不確定性

トンネル効果 · 排他原理

エーレンフェストの定理

量子もつれ · デコヒーレンス



定式化


●●●描像

ハイゼンベルク描像

相互作用描像

波動力学

行列力学

ファインマン経路積分



方程式


●●●方程式

ハイゼンベルク方程式

パウリ方程式

クライン=ゴルドン方程式

ディラック方程式


観測するまでわからない猫

生きているのか死んでいるのかわからない猫

【存在していながら存在しない】


世界を箱として見ると

【どこにでもいるしどこにも居ない】


観測不可能だが仮に観測できたとしても

結果が決まっていない!


多世界解釈

観測する為の世界が永遠に広がっていく


猫が1匹なのか複数なのかの記述もない・・


★☆★☆


> ■■■新たな名を与える受肉せよ!


「その名は・・・」


「シュレーディンガー@


巻き戻せるものなら戻してみろ!

生まれる前に戻そうとしても無駄だ!

既に存在しているかわからないものの

【対象を取れない!】

観測できるなら観測して見せろwww


観測結果の変わる無限ループだw


圧倒的物量での総当たり方式の解除や

突破も不可能


シュレーディンガーになった■■■は

ガイアを抱えて隠して消滅した・・

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