No41_2020.09.11

今日は招待で夜の庭園を散歩していた。手の中の小さな立方体は機械じかけのパンフレット。手の中で転がせば庭園内ARが連動して、様々な場所で新作衣装を着たモデルデータが鑑賞できた。


「……まったく」


一番大きな桜の前で立ち止まった。そこにいたモデルデータは、若かれし頃の笑顔を浮かべた自分。

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