読み上げ
前提として、私の通っていた高校の生徒は、ほとんどが電子辞書を持っていた。
そして、その電子辞書には、文字読み上げ機能や鳥の鳴き声を聞ける機能が付いていることが多かった。
友達から聞いた話。
ある日、古典の授業でゆりかもめという鳥が出てきたらしい。
で、その際に、古典の教師が、
「電子辞書に鳥の鳴き声を聞ける機能が付いてるはずだから、みんなでゆりかもめの鳴き声鳴らしてみよう」
とか言ったそうな。
大方の生徒は鳴き声を鳴らすことに成功した。
しかし何人かの生徒は鳴き声のボタンと間違えて、文字読み上げのボタンを押したらしい。
その結果、大量の「ピーッ、ピーッ」という鳴き声に混ざって、「ゆりかもめ」と女性が読み上げる声が聞こえてきたそうな。
想像すると、すごくシュール。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます