第2話 正解のない世界
正解がない。いや正確に言えば多すぎる。
俺にとっての生きる価値は何なのだろうか?考えるごとに様々なことが降ってくる。なんで、なんでそんなことまで言ってくる?俺が何したっていうんだ!なんてことも。それが現状なんだ。正解なくして自分の個性のことなんて語れない。
だから何度も悔しい想いをした。自分の不甲斐なさに甘えて。戦うことから逃げて楽な道、近道を探すことに必死になっていた・・・
ー違うだろ?
そんなことは言い訳だ。戯言だ。自分の首を締めるだけ。逃げるなっ!なんて言わない。それでも逃げるべき時は逃げて立ち向かうべき時は立ち向かう。小説家を目指す人間がそんなことで軽々しく言葉を使っちゃいけないっ!それはただのゴミとおなじだっ!そんなのは俺の夢の小説家になることに比べたら遥かに簡単な努力なんだ!
『やれる』その一言を言える限り、心が声が鼓動が響く限り、俺は何度でも立ち上がって這い上がってやるっ!それがこれからの俺なんだっ!
だからこそ、正解って言葉に囚われて欲しくない。誰だって夢があって、それが難題なものであってもその前に出てくる努力は簡単なんだ。だから進もう。俺もこれから、進んで成長していくように。
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