第4話 - お猫

ドアに向かって歩いてくる音だけで誰が来たかわかるのね、友達や恋人や宅配の人まで全部わかってる、あなたが居てくれてとても助かるわ。



足音のしない訪問者には背中を逆だて、今夜また何か喜べない訪問者、私には見えないけど塩とお酒を起きましょう。



猫が寛ぎ始めるまで、ドアは開けない。

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