第7話 魔眼を作ろうその3
「ぎゃー!!!目がーーーーーー!!!!!!」
おのれシー○!!!
俺は目を押さえながら床で暴れいた。
くそ!見た目は非常にいいのに
これはきつい!!!
ふぅ、ゲームでよかったぜ
これリアルなら目つぶれてないかな?
さて、この問題点をどうするか。
「んーーーーー。
光りの方向性を指定して自分からは見えないようにするとか?」
いや光ってる時点でそれはできるのか?
というかそこまで設定できるものなのか?
フレア光のパラメータのオプションやパラメータを確認したが、
少なくとも俺にはわからんな。
「仕方ないな、こうしよう」
スキル申請時にスキル発動時に視界をなくす負荷を追加する。
発光が特に強く発光する1F分目が見えないようにする。
そうすればスキル申請の際にもう少し効果量を上げられるかもしれない。
強すぎるスキルは確実に申請は通らない。
だからこそ、何か代償を用意しなくてはならないのだが、
今回の魔眼はかっこいいという最大のメリットを覗けば
コンタクトに圧力を加えるだけでデバフスキルを発動できるという点だ。
スキルの口頭起動もいらない。
発動の瞬間まで敵に悟らせない。
その上かっこいい(ここ大事)
コンタクトの装備とそれに付随するパラメータ、エフェクトなどを
まとめて運営に提出した。
これで運営よりスキルとして認められる場合は
スキル領域の指定と使用SPが運営により指定される。
もしくは、修正箇所を指定されたりするのだ。
以前作った【ヴァーティカルレイド】の場合は
スキルキャンセル時は何の代償もなかったのに、
キャンセル時も使用時と同様にSP全損が追加された。
いや、ひどいだろ。
まぁ、長くて1週間くらいかな。
運営より返事が来るまで時間かかるし、
今日はこのあたりにしておくかな。
そうして、俺はSCモードを終了し、
ログアウトした。
そういや、週末春斗さんに呼ばれてたんだよな。
間に合えば売りつけるか。
翌朝。
以外にも運営からのバックは早かった。
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テイク様
平素より【アナザースフィア】をプレイしていただき、
誠にありがとう御座います。
さて、先日申請して頂きました。
スキルについてご返答になります。
スキル名
:未設定 ※申請までにご指定下さい
スキル発動方法
:ご指定頂いた装備に対し、一定の負荷を与えることによって
発動するという方法で問題御座いません。
スキル効果
:使用者より半径20m以内の敵に対して行動阻害のデバフを付与
※問題御座いません。
デバフ効果量は防御力低下、速度低下の2種類
※この効果に加え、ランダムデバフ1種類問
毒、魅了、暗黒、SP回復量減を低確率で発生を追加可能です。
使用時の距離によって効果量UP
※20m時はデバフ5%、そこから1mの場合最大効果30%とします。
最大30%低下
スキルの代償
:デバフの効果量によって使用者の視力にデバフが発生
※使用回数に応じて使用者の視力を低下(そのバトル時にのみ)を付与
1回目は視力を20%低下。
2回目は視力を50%低下。
3回目は視力を100%低下。
また、失敗時でも同様にカウントされます。
最大効果量で視力を半分にする。
※上記の通り3回目で100%に変更となります。
リキャストタイムは1分
※リキャストタイムは30秒と変更となります。
スキル発動までの時間は2秒
※発動までは5フレームと変更となります。
スキル発動時、1フレームだけ視力を0にする。
※こちら問題ございません。
また、上記に加え以下の条件を追加いたします。
相手にデバフが掛かる条件は使用者の目を見ること。
その時の距離によって成功率が変わります。
20m時は成功率50%、1m時は100%となります。
ただし、相手のデバフ耐性に応じて上記の成功確率は変動いたします。
またスキルエフェクトについては
こちらご申請頂きました形で問題御座いません。
上記の形で問題ございませんでしたら、
スキルとしての登録が可能になります。
ご変更される際は改めてご申請下さい。
ただし、再申請まで5日間開けて下さい。
ご検討頂き、問題ないようでしたら、
下記リンクより申請を行ってください。
アナザースフィア運営
スキル開発部AI管理チームより
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―――――――うん
3回までってデメリットが付いたか………
まぁ確かに連発することを考えるとデメリットになるしなぁ
それ以外は狙ったとおりになった。
効果量増えたのはちょっとうれしい。
ちなみに再申請までの時間については
何度も申請する人がいるため
内容によって間に設ける時間が違うのだ。
以前作った際にで一番ひどかったのは
再申請1ヶ月だったな…
まぁ、あれはパーティクルを盛りすぎたから……
今後気をつけよう。
さて、せっかく作ったしどうしようかな。
どうせ春斗さんしか買わないから、
いっかい見せてみるか。
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