世界と少女。少年の行方。

 少年はただ世界を見つめることしか出来なかった。


 少女を救うことさえ叶わず、空と海を眺めながら、打ちひしがれるだけだった。


 過去を幾ら悔恨しようとも、歴史を変えることはできない。


 ただ、その時は最善の行動だと自分を慰める事しか彼には出来なかった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る