第21話 試験を襲う黒い影

周囲の探索後、ホーンラビットを一体だけ狩って帰り野営地に戻った。

俺たちは食料などは準備してきているのでこれといってすることはない。

こんなもんでCランク試験かと思うと拍子抜けだ。その夜ホーンラビットの肉と購入してきた野菜で野菜炒めと飯号で米をたき食事を取った。その後雨が降ってきたがテントの中では関係がなく3人で見張りを交代しながら次の日を迎えた。


「おはようございます。今日の12時に終了なのであと4時間くらいですかね、、頑張ってください、と言ってもとても快適で言うことはないんだすけどね、おそらく合格でしょう笑」


「おはようございます、こんな簡単に行くとは思いませんでした。」


「簡単だなんて、言いますね笑

他の方はおそらく食事も焼いて塩をかけただけ、テントなんていいものはないので雨はめんどくさいでしょうし魔物の被害もあるかも知れませんので簡単ではないはずですが」


そう、俺たちは運良く魔物の被害もなく天候の被害もなく次の日を迎えられたのだ。山の天気は変わりやすいので他のパーティがどうなっているかはわからないし魔物に襲われているかもしれないのだ。

まぁこのままいけば合格できそうでよかっ、、、!?!?


急に空が暗くなる。禍々しい魔力を感じる。あれは、、、ドラゴン!?!?


「あ、あれは、ダークドラゴンです!!ランクはS、今すぐ応援を呼ばないと!」


「くっ、鑑定!!」


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ダークドラゴン 雄 361歳 Lv.036

筋力 391 体力94/498 魔力 18/612

知力 184 素早さ221 運 99

能力 火魔法(A)、龍魔法(A)、威圧(A)

言語理解(C)

称号 頂点に立つもの。

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と、とんでもねえ、、、ほとんど俺のステータスより高ーじゃねーか!!レベルは低いのにこんなに、、これが種族の差なのか!?

だが、体力も魔力もほとんど切れてる!?これなら、、いけるか…!?

俺のステータスも見ておくか、、!


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佐藤ゆうき 男 20歳 

Lv.075(次のレベルまで912/2039)

筋力 289 体力330/331 魔力 400/402

知力 219 素早さ269 運 311

能力 転移魔法(S) 鑑定魔法(C)収納魔法(Ex)

言語理解(S)全属性魔法(D)魔力操作(D)

称号 異世界からの来訪者 逃げの極意

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魔法の練習と商売ばかりしていたからその経験値のおかげでレベルが上がってる、しかも魔力や知力が特に、、これなら、、いけるか…!?

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