第182話 ボス戦よりも、お店が大変
ミナさんが去った後、ボクのお店は大忙しになった。
「あ、いらっしゃいませ! ようこそ、白銀亭へ! えと、三名様ですか?」
『は、はい!』
『そ、そうです』
「それじゃあ、テーブル席へどうぞ。注文用紙が置いてありますので、それぞれお書きください。書き終わりましたら、こちらに紙が送られますので、お待ちいただければ大丈夫です」
『わ、わかりました』
最初は、今の三人だけだったんだけど……。
「あ、いらっしゃいませ! 五名様ですね! 奥のテーブルへどうぞ!」
と、五人組の人とか、
「いらっしゃいませ!」
一人だけの人もいれば、
「いらっしゃいませ! じゅ、十名様ですか? えと、あちらのテーブル席をくっつけてお座りください!」
まさかの、十人で来た人もいる。
同時に、洋服屋さんの方に来た人もいるんだけど……
「あ、申し訳ありません! そちらのオーダーメイドに関しましては、月に一人となってまして……近々、こちらで作ったものを売る予定ではあるのですが、まだ在庫もなく……」
せっかく来てくれたのに、追い返すような形になってしまったのが本当に申し訳ない。
なので、何度も頭を下げながら、懇切丁寧に説明。
すると、お客様たちは、なぜか顔を赤くしつつ理解してくれた。
どこに赤くする要素があったんだろう?
これは、早急に作った方がいいかも……。
『ここの料理マジでうめぇ……』
『しかも、これでバフも付くんだぜ?』
『俺、AGI+20が付いた』
『俺なんて、打撃耐性(小)が付いたぜ』
『飯が美味い上に、バフも付く……しかも、これを作ってるのが、超美少女ともあって、マジ最高……』
お店に人が多く入っているからか、かなり賑やか。
小説やマンガで見るような、わいわいがやがや、みたいな言葉が一番しっくりくるような状況。
二日目でまさかここまで繁盛になるとは思わなかった。
そして、料理もハイスピードで作っていくボク。
音が鳴れば、そちらの方へ赴き、案内。
すぐさま戻って、また料理を作る。この繰り返し。
正直、効率が悪い……。
しかも、たまに洋服屋さんの方にもお客様が来るので、かなり大忙し。
猫の手も借りたいとは、まさにこのことだよ……。
うぅ、どうにかしないと……。
『やっほー、ユキ君。今どんな感じ?』
と、ここでヤオイから連絡がきた。
『用事って言ってたけど、終わったの?』
みんなそれぞれ用事があるとかでいなくなっていたのに、なんでいるんだろう? と思って、その疑問をヤオイに尋ねる。
『あ、うん。思ったよりも早く終わってねー。ちなみに、ミサちゃんもいるよー』
『ほんと? あ、ちょうどよかった。えっと、ボクのお店に来れる?』
『もちろんいいよ! でも、どうして?』
『そ、それが、かなりお客様が来てて……一人だと手が回せなくなっちゃったんだよ』
『ありゃりゃ。わかったよ。じゃあ、ミサちゃんと一緒に、飛んでいくね!』
どうやら、手伝ってくれるみたい。
よかったぁ……。
これで、ボクは料理の方に専念できるよ。
……あー、でも、そうすると二人の衣装とかどうしよう……さすがに、あれで接客するのもどうかと思うし……。
うーん、まあでも、今回だけだと思うし、とりあえずはいっか。
一旦、二人の衣装は保留にして、大急ぎで料理を作っていく。
完成したそばから、どんどんお客様の所へ運び、また作りに戻る。
それを繰り返していると、
「ユキ君、来たよ!」
「ユキ、大丈夫?」
ここで、助っ人の二人が登場。
「あ、二人とも! 来てくれてありがとう!」
「いいのよ。ユキがピンチだ、なんてヤオイが言うから、飛んできたわ」
「それでそれで? わたしたちは何をすればいいのかな?」
「えっと、ボクは料理に専念するから、接客とかをしてもらえるとありがたいかな」
「了解。すぐに入るわ」
「わたしも問題ないよー! 学園祭でのことが役に立つね!」
あ、言われてみれば確かに。
ボクミサはともかく、ヤオイは学園祭の時に接客をしてたね。
ボクとミサも、ヤオイの方のお手伝いで、売り子をしたから、多分問題ないよね。ミサ、あの時すごかったもん。
「それじゃあ、お願いね!」
「任せて」
「頑張るよ!」
うん、これでなんとか、今日は乗り切れそう……。
「いらっしゃいませ! 白銀亭へようこそ! 二名様ですね? それでは、こちらのカウンター席へどうぞ!」
「いらっしゃいませー! 白銀亭へようこそ! えーっと、あ、お一人様ですね? こっちのカウンター席へどうぞー」
厨房で料理をしていると、早速、二人の接客の声が聞こえてくる。
さすがに、経験があるだけあって、手慣れてる感じがある。
これで、料理に専念できる。
ちなみに、料理を運ぶ際、注文用紙を持っているのはボクだけだけど、一応見ればわかるようになっている。
現実のファミリーレストランなどと一緒で、注文すると、どこの席から送られてきたか、というのがわかるようになっている。
なので、料理が完成したら、そこにその注文用紙を置いて、二人が運ぶ、という形になる。
「はい、これお願いね! 注文用紙の上の方に、どこに運ぶか書いてあるから」
「わかったわ」
料理を受け取り、ミサが注文用紙に書かれたテーブルへ運ぶ。
「お待たせしました。ハンバーグと、パンセット。それから、サルケの幽庵焼きと、ご飯セットになります」
……ミサって、別にファミリーレストランとかでアルバイトをしたことがあるわけじゃないんだよね?
なのに、なんであんなに手慣れてる感じがあるんだろう?
……まあ、助かってるからいいんだけどね。
「お待たせしましたー。麻婆豆腐とエビチリと、ご飯セット二つになりますー」
ヤオイは、メイド喫茶を経営しているおかげで、慣れているんだろうね。
慣れている人がいると、ここまで楽になるんだね。
『女神様もいいけど、途中から入ったあの二人も、めっちゃ可愛いよな……』
『それなー。あれってやっぱ、クリエイトなのかね?』
『さあ? でも、女神様のフレンドっぽいし、結構長い付き合いってとこ見ると、意外とリアルかもしれないぜ?』
『女神様は、どう見てもリアルモデルだもんなー』
『この店、マジでレベルたけー』
『美少女しかいないってのは、目の保養になるわ……』
うんうん。二人が、美少女とか、可愛い、とか言われているのは、素直に嬉しい。
友達だからね。友達が褒められると、嬉しくもなります。普通だよね?
……まあ、それはそれとして、本当にお客様が多い。
さっきから、ひっきりなしに注文用紙がこっちに来る。
それに合わせて、全部のコンロを使ってるため、本当に忙しい。
でも、【料理】スキルのレベルが10のおかげで、何とかなっている。
一回作るのに、数人分まとめて作っているので、まだ一人でも問題なく、料理を作れている。
幸いだったのは、このお店がそこまで大きくないことだろうか。
六人座りのテーブル席が、二つ。四人座りの席が、五つ。そして、カウンター席が、九つで、合計四十一人が同時に座ることができる。
まだこれくらいなら、なんとかなる。
……師匠のおかげでもあったりするんだけど。
考えてみれば、ボクができるようになったことの大半って、師匠が原因なんだよね……うん。釈然としない。
「ミサ、ヤオイ、追加できたよー!」
「了解よ」
「はいはーい」
ボクがどんどん作り、ミサとヤオイができたそばから運んでいく。
こんな状況が、夜の九時までずーっと続いた。
「「ああぁぁぁ……疲れた~~~~」」
「お疲れ様、二人とも。手伝ってくれて、ありがとうね」
「いいのよ。珍しく、ユキの方からお願いが来たものだから、ちょっと嬉しかったわ」
「わたしも、冬〇ミでお世話になったからねぇ。これくらい、お安い御用だよ」
お客様がみんな帰った後、ミサとヤオイの二人は、テーブルに突っ伏して、ぐでーっとしていた。
そんな二人にお礼を言うと、どっちもなんでもないように言ってくれた。
いい友達を持ったなぁ、ほんと。
「あ、そうだ、バイト代を渡さないとね」
「え、いいの?」
「別に、善意でやったからいいんだよ? ユキ君」
「いいのいいの。店員でもないのにやってもらっちゃったんだから、もらってもらって。それに、結構な収入になったしね、今日は」
そんな今日の収入は、30万テリルほど。
特に一番人気なのは、ハンバーグと肉じゃがだった。
家庭料理って、なんだかほっとするもんね。なんだかわかる気がする。
「それじゃあ、はい、これ」
二人にトレードを申し込み、それぞれ5万テリルずつで設定。
「こんなに……本当にいいの? ユキ」
「うん。ボクはお金に困っていないからね。それなら、これくらい問題ないよ。どの道、売り上げはあと20万も残ってるしね、今日のは」
「30万も出たのね」
「開業から二日目で30万かぁ。ねえ、ユキ君、昨日の売上ってどれくらい?」
「うーん、そこそこの人数だったけど、4万5000テリルだよ」
「……次の日に約六倍も売り上げが伸びているって……」
「やっぱり、ユキ君はすごいねぇ」
「そ、そうかな? でも、まだまだだと思うんだけどね……」
たしかにすごいかなぁ、とは思うけど、この先ボク以上の人だって出てくると思う。
今は、ボクだけしかお店を持っていないから、こうしてボクが独占しているような形になっているんだと思うしね。
「ユキの超謙虚は今に始まったことじゃないし、聞き流すわ。……それじゃ、ありがたくもらっておくわね、ユキ」
「わたしも。調合士って、結構お金がかかってね。かなり助かるよー」
「あ、やっぱり、調合士ってお金がかかるんだね」
「まあねぇ。やっぱり、いろんなアイテムを使って、別のものを作る職業だからね。いいものを買おうとすると、すぐにお金が無くなっちゃってね」
「そっか……」
うーん、お金かぁ。
たしかに、ボクのように、向こうの世界のものを引き継いでいるわけじゃないから、普通は序盤は金欠なんだよね……。
ボクたちの中では、ヤオイだけが生産職。
それを考えると、一番お金がかかる。
「ねえ、二人とも。よかったら、ここで接客をしてくれないかな……?」
「接客? 今日みたいな?」
「そう。もちろん、ちゃんとお金は払うよ。そうだね……その日の売り上げの、3分の1でどう? もしそれが嫌なら、希望を聞くけど……」
「いえ、全然問題ないわ。私としても、今日のあれを見て、ユキ一人で今後もやると思うと……さすがに負担が大きそうだしね。いいわよ」
「わたしも大歓迎! 調合士は入用が多いからね! 安定した収入源があると、すごくありがたいよー」
「う、うーん、安定しているかどうかはちょっと微妙だけど……ありがとう、二人とも」
二人とも、この店で一緒に働いてくれるようで、かなり嬉しい。
ちょっと一人だと寂しくてね……。
「でもたしか、このお店って不定期なのよね? 時間的には」
「うん。あんまり深くは考えてないけど、ログインした日に開店して、1~2時間で考えてるよ」
「まあ、ユキが遊ぶことも考えたら、それが普通よね。でも、あれよね。そうなると、あの二人が可哀そうね……」
「あ、そっか。三人だけだとそうなっちゃうんだよね……」
そう考えたら、あの二人が仲間外れみたいになっているようで、なんだか心苦しい。
さすがにそれは、友達的にどうなんだろう?
「じゃあ、二人にも頼んでみようかな……?」
「それがいいわ。喜んで手伝ってくれると思うわよ」
「だねー」
「……でも、外で遊んだりする時間が減っちゃうけど、いいの?」
この辺りがちょっと心配。
こうして、ボクみたいにお店を持つのって、普通なら生産職の人たちがメインだからね。
ヤオイ以外は、普通の戦闘職だから、レベルも上げにくくなっちゃうと思うんだよね……。
「ああ、気にしないでいいわよ。私たちは、五人で楽しく遊べれば満足だし」
「そうだよ、ユキ君。ユキ君は、レベル上げに行っていいよ、なんて言って、わたしたちと別行動してたけど、わたしたちはユキ君とも遊びたかったからね。全然いいよ」
「そ、そうだったの?」
「当然。中学生のころから、五人で過ごしてるのよ。遊ぶなら、やっぱり五人が一番よ」
「……そっか」
本当に、ボクにはもったいないような友達だよ、みんな。
こんな人殺しでも、変わらずに友達でいてくれるんだもん。
「うん。じゃあ、二人にもお願いしようかな。どの道、洋服屋さんの方も、ちょっと変えるし」
「あり? そうなの?」
「昨日作成を依頼しに来た人が、完成した装備を受け取りに来てね。ちょっと話したんだけど、あらかじめ作っておいたものを売ってみようかなって」
「なるほど。たしかに、洋服屋、なんて言っているわけだし、その方がいいかもねー。それで、値段は?」
「うーん、レアリティで変えようかなって。例えば――」
と、ボクが思いついたことを二人に話す。
ヤオイと話した際に、ヤオイが提案してきたことを基に、ボクなりに考えた。
出来合いの物を売るとして、定めるのはレアリティ。
売るのは、1~5までのレアリティの服。
さすがに、6以上はちょっと危険。
7以上となると、オーダーメイドになる。
オーダーメイドは月一人に変更したので問題なし。
それで考えたのは、1が500テリル。2が1000テリル。3は、2000テリル。4は5000テリル。5は1万テリル。
値段にここまで差があるのは、単純に作成した服に付く、ステータス補正が高めだから。
1だと、5~10程度だけど、5ともなると、ステータス補正が一つじゃなくて、二つ付くようになる。
なので、それで値段を出してみました。
「――という感じなんだけど、どうかな?」
「うん、それがいいと思うよ、わたしは。さすがに、ステータス補正が二つ付いているのはレアだからねぇ。1万でも少ないくらいだと思うけど、最初の一つ気はそれでいいんじゃないかな? あとあと、ちょっとだけ値段を上げればいいし」
「私は、あんまり経営とかに詳しくはないと思うけど、それくらいでいいんじゃないかしら? ユキ的には、ファッション的な目的で作るのよね?」
「うん。そのつもり。これくらいなら、ダンジョンの宝箱とかに入ってるレベルかもしれないしね」
「そうだね。レギオ、って言う人は、ダンジョンでレアリティ6の装備を手に入れたみたいだから、いいと思うよ」
ヤオイからOKをもらえれば、多分大丈夫だよね。
うん、よかった。
「それじゃあ、そっちは決まり、と」
「あっちの二人に関しては、私から連絡しとくわね」
「ありがとう」
「それじゃ、今日はもう落ちよっか」
「そうだね。ボクもちょっと疲れたよ」
「私もへとへと……じゃ、また明日ね」
「はいはーい! じゃあねー、二人とも!」
「うん。今日はありがとう! おやすみなさい」
そんなわけで、今日はお開きとなった。
はぁ、二人がいなかったら危なかったよ……。
《CFO公式掲示板 匿名プレイヤーたちのお話広場》
【スレッド名:見たことない装備】
1:おっす、今日は遅めだぜ
2:たしかに。やっぱ、飽きた?
3:んなまさか! ってことで、早速話してこーぜ
4:話すってもなぁ……あ、そうだ。お前ら、【初級の洞窟】行ったか?
5:行った行った。ボスのゴブリンロードがやばかった
6:あー、あれな。道中の雑魚モンスターの平均レベルが3程度なのに、14なんだもんなぁ。マジしんどかった……
7:名前が完全に詐欺ってるでござる
8:報酬が、棍棒武器なんだよなぁ、あそこ
9:鍛冶師くらいだもんな、棍棒なんて
10:つーか、鍛冶師を選んだ奴っているのか? 見たことねーんだが
11:あれは、初期にやるべき職業じゃないンゴ
12:たしかに。まだ、調合士の方がましだよなぁ
13:いや、あれマジで金が要る。素材アイテム高い
14:マジか……んじゃあ、やっぱ、人気なのは戦闘職か……
15:戦闘職だと、やっぱり戦士と魔法使い、侍が安定しているでござるが
16:暗殺者は?
17:いや、あんなん反射神経と動体視力がよくなきゃできねーよ。防御力が低いし。STRも上げにくいし。あれ、戦闘職じゃ、一番ムズイんじゃね?
18:じゃあ、女神様は? たしか、暗殺者だったはずじゃが?
19:……あれは、例外じゃね
20:まあ、イレギュラーだったレベル12のボス、瞬殺だったでござるしな……
21:……あ、そういや今日、ちょっと気になることがあったんだが
22:ほう、なんだね?
23:まず聞くが……侍って、魔法使えたか?
24:は? 何をわけのわからんことを。使えるわけないだろ、説明にあったぞ?
25:だ、だよな……
26:どうかしたンゴ?
27:いや、草原でレベル上げしてたら、魔法を使ってる侍の女性プレイヤーがいてな……
28:身間違いじゃね? 普通、使えねぇだろ
29:だ、だよな……
30:ちなみに、どんな奴?
31:なんかこう……嵐と炎が対立しあってるような絵が描かれた着物着てた
32:着物か……そういや、そのプレイヤー見たぞ、俺
33:マジ? どこで?
34:最初見かけた時は、普通の鎧系装備だったんだが、ある店に入って、出てきたら、それに変わってた
35:ふむ。ある店、でなんとなーく察しはつくのじゃが……言うてみ
36:白銀亭
37:……そうかぁ。女神様のとこかぁ……
38:じゃあ、魔法使ってた侍職の女性プレイヤーがいるってのも、あながち嘘じゃなさそうだ……女神様が関わってるんじゃなぁ……
39:たしかに
40:……まあ、女神様のぶっ飛んだ行動は今に始まったとじゃなし
41:そうだな。……あ、そういや白銀亭行ったやつおる?
42:当然、行った
43:わしも行った
44:拙者も
45:オレも
46:やっぱ行くよな
47:当然でござる
48:あ、そういや、女神様の店に、なんか友達と思しきプレイヤーが手伝いで入っていたンゴ
49:へー、男? 女?
50:美少女二人だったンゴ
51:ちなみに、どんな感じ?
52:黒髪ロングで雪の結晶が描かれた着物を着た、いかにも大和撫子と言った感じの娘と、オレンジ髪で、白衣を着た優しそうな感じの美少女
53:……着物? 白衣?
54:さっき、普通にスルーしたけど、和服なんてあんの?
55:まだ見つかってないはず……でござる
56:てか、白衣って何? なんで、ファンタジーの世界に、白衣があるん?
57:さ、さあ? やっぱ、女神様の友達だから、じゃね?
58:納得した
59:てか、それ以外で納得する方法がない
60:そりゃそうじゃろ。女神様は、女神様だから、色々とすごいことができるわけじゃしな
61:だな
この後、有志の力によって、ミサとヤオイが写ったスクリーンショットが上げられ、誰が好き、とか、恋人にするんだったら、三人のうち誰、という話題となった。
ちなみに、結果は、ユキに60%くらい入り、ミサとヤオイに、それぞれ20%ずつ入った。
理由は、恋人にしたいと思うのは恐れ多い、とのこと。
結局人気であることに変わりなかったが。
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