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  • 第3話への応援コメント

    私も似たようなテイストの作品を書いたばかりなので拝読していてご縁を感じました。

    ちなみにこちらが拙作です(お気が向いたら。御作は面影の似通った姉妹ですが、拙作は兄弟です)
    https://kakuyomu.jp/works/16816410413903740056

    ウエットな情念の描写が興味深く最後まで一気に読み進めました。

    出奔して死期を悟った身重の姉が情夫とのそれなりに幸福だったはずの暮らしを捨てて何故戻ってきたのか。

    情夫に看取られて穏やかな死を迎えるという選択肢もあったはずです。

    そこに別れた夫や妹に対する愛とも憎しみともつかない執念を感じました。

    姉の夫に次いで情夫も狙おうとしている身重のヒロインの独白。

    多少行動への現れ方は異なるけれど、姉と妹で顔貌ばかりでなく心性も似通っている、更に言えば控えめに見える妹の方がより闇が深いと分かる結末が皮肉ですね。

    こうしたサイトでは珍しいタイプの秀作だと思います。







    作者からの返信

    はじめまして、お読みくださりありがとうございます。

    ご紹介いただいた作品を読み終えてから、返信を書いております。大変面白く読ませていただきました。吾妻様の作品の方で後ほど、感想書かせていただこうと考えております。

    さて、主人公の方が闇が深いとのご指摘、まさにその通りです。
    実は子供の頃から、彼女の周囲への見方は自覚なくもかなり冷めています。
    振る舞いは無自覚で純真、しかし、人をどうすれば惹きつけられるのかは本能的にわかっている、そんな感じに考えております。

    閉鎖済み自サイトからの転載でだいぶ古い作品なのですが、当時三島由紀夫を読んで受けた衝撃の余波で書いていた記憶があります。

  • 第3話への応援コメント

    『人の心の弱さ…』企画に参加いただきありがとうございました。
    読みやすい純文学という印章で、最後まですらすら読むことができました。
    また、情景描写が繊細で綺麗ですね。しっとりと染み渡るような、それでいて淡々とした文章が、読んでいてとても心地よかったです。

    作者からの返信

    こんにちは、お読みいただきありがとうございます。

    企画の開催も、ありがとうございます。
    完結作なのと、流行りから外れたジャンルのためになかなか参加できる企画がないので、喜んで申し込みさせていただきました。
    読みやすさに関しては、私の書くものは気をつけないとすーぐ読みづらくなってしまうので、そう言っていただけて嬉しく思います。
    暗い系、切ない系も書くのが好きなので、また何か書けたらと思っております。

  • 第3話への応援コメント

    ほんとに素晴らしい作品です。自主企画「文字がギュウギュウ~」から来ました。

    漱石の『こころ』を彷彿とさせる豊かな情景、もの悲しい心理作用。
    感動しました!

    作者からの返信

    はじめまして、コメント及びレビューありがとうございます。

    時代不明のレトロファンタジー世界でございますが、お楽しみいただけて光栄です。
    直接口にしない感情の描写なんかを意識しながら書いた記憶があります、執筆当時。

    大正〜昭和初期あたりの話は書いてみたいネタが他にもあるので、いつかまたチャレンジできたらと思っております。

  • 第3話への応援コメント

    ごきげんよう、はじめまして。
    拝読させて頂きました。

    カクヨムでこのようなしっとりと落ち着いた物語を読むことが出来るとは思ってもいませんでした。
    どこか懐かしい日本の風情と情緒が溢れる世界の中、静かに、けれど確実に壊れてゆく家族と人々が淡々と描かれていて、ふと、現実世界にも彼や彼女が暮らしているようなリアルさと、淡い水彩画のようにあやふやな輪郭で描かれた夢の世界のようなファンタジーを感じて、不思議な感動を覚えました。

    長々と長文、失礼いたしました。
    それでは、ごきげんようです。

    作者からの返信

    はじめまして、コメントありがとうございます!
    気付くのが遅れてしまい大変申し訳ありません。

    もうこの話を書いてからかなりの年数が経っています。当時も未熟なりに、季節ごとの空気感や、人間同士のままならぬ感情の機微を描きたいと思って書いたものです……
    秋の夜長に少しでもお楽しみいただけたなら幸いです。

  • 第3話への応援コメント

    コメント失礼します。
    異世界転生ものから純文学まで守備範囲が広いですね!こちらの作品ではしっとりとした日本の情景に浸らせて頂きました。Bad luckの更新も楽しみにしています!

    作者からの返信

    はじめまして。
    コメントありがとうございます。

    異世界系は人様のものを読めば読むほど、自分ならこう書く、というのが出てきてしまい、やっております……

    この作品は大昔に書いたものの再掲載なのですが、お楽しみいただけて嬉しく思います。

    メインで書いているほうも頑張って参りますので、よろしくお願いします。