イオリ、マコトに弄ばれる
マコトの性欲は、本当にすごかった。
夕食時の行動も遠慮がなくなり、お尻を揉みしだくだけでは飽き足らず、丈の短いスカートの下から手を入れ、ショーツ越しに、局部まで触ってくる様になった。
儀式だけでなく就寝前と起床後も、イオリに何回も処理を求める様になった。
しかし、半月ほど経過すると、イオリには今の異常な暮らしが当たり前の様に思えてきた。
イオリは、性差別主義的な社会に反感を抱きつつも、『契約の乙女』としてマコトと結びつけられている魔力が増すことによって、マコトに奉仕することに体の底から湧き上がる、快楽的な感情が増してゆくことに身を任せ始めていた。
抗いきれないほど快楽が増していたのだ。
マコトは、すっかり男性的な胸に代わり、サラシを巻く必要がなくなったため、共同浴場を利用するようになっていた。顔つきや体つき、声質も男性的になり精悍な印象を受けた。
イオリの身長は、既にマコトより頭半個分ほど低くなっており、胸も隆起して、以前のマコトと同じくらいになっていた。
ウエストのくびれも一層強調され、提供される服も体のラインを強調するタイトなものしかなかったので、常に男性からの視線を感じる様になった。
声質の女性化も進み、すでに女性の声になっていた。
イオリは髪が急激に伸び、既に肩から背中に届くほどになった。
腰くらいまで伸ばす様に指示されているので、勝手に切ることはできなかった。
顔つきもすっかり、女性の顔になった。
大賢者の話では、聖杯の
体の変化はまだ続くとのことだった。
イオリは、長くなった髪をまとめ、濡れない様にして、いつもの様に儀式服で身を清めていた。
すっかり、女性的に変わってしまった肉体に、いまだに戸惑いを覚えていた。
ほんの半月ほど前までは、男性だったのだ。
それが今では、女性の体つきに変わってしまっていた。
急激な変化があと1週間続けば、さらに困惑させられることになるだろう。
ここの施設は、姿見がたくさんあるので、今の自分の体の状況がいやと言うほど思い知らされるのだ。
夕刻、思わぬ変化があった。
儀式の訓練がなくなったのだ。
その代わりに、髪や肌、爪などの手入れに集中する様に指示された。
時間をかけて手入れをさせられた。
儀式は、これまで通り継続された。
夕食の席。
イオリは、マコトのショーツ越しの局部への執拗な指での愛撫により、女として初めての絶頂を迎えさせられ、立っていられなくなり、マコトに抱き抱えられた。
その後、2回ほど同じことを繰り返された。
夕食が終わり、部屋に戻った。
「マコト、ひどいよ。
みんなが見てる前であんなこと何度もして。
すごく恥ずかしかったのだから」
「ごめんごめん。
いつもしてもらってばっかりだったから、体験させてあげたくて。
私だってみんなの前でいくのはずかしいんだからさ。
その仕返しだからね。
つぎは儀式中だからね……もうちょいでしょ?
こっちおいでよ」
イオリは、マコトにベッドまで連れて行かれる。
既に1週間以上も前から筋力差が圧倒的にあったのだ。
イオリは逆らう術が全くなかった。
マコトは、お構いないしにワンピースを脱がし始める。
イオリはされるがままでいた。
ワンピースと、ブラをはぎ取ると
イオリを背後から抱き抱え、手を回し、指で乳首を愛撫し始める。
と同時に、イオリの『契約の乙女』としての本能が、うずき始める。
「ショーツもこんなに濡れちゃってるんだね」
「恥ずかしいよ……マコト」
「イオリは、すっかり可愛いくなっちゃったね。
そろそろかな?」
イオリの体がびくっと反応する。
さらに何度もびくっと反応する。
マコトは片手を下半身に滑り込ませて指で愛撫した。
イオリは何度も絶頂を迎えさせられた。
そのあとは、就寝前のマコトへの奉仕だ。
イオリは、奉仕中も胸を弄ばれ、何度もいかされた。
一段落ついたあと。
「ほんとに勘弁してよ。
『契約の乙女』として抗えないだけなんだからさ」
「あはは、ごめん、ごめん。
そういえば、前倒しして1週間切ったらしいよ。
聖杯の啓示」
「どう言う意味?」
「体の変化はあと数日で完了する」
「そっか、やっとか」
「おっぱいが大きくなりすぎなくてよかったね
女子的には、今くらいがちょうどいいよね?」
「うん。今でも大きく感じるくらいだし」
「もうちょっと大きくてもいいと思うよ。
男子的にはね」
「奉仕はちゃんとするから、弄ぶのはやめてね」
「んー……前向きに対処する。
騎士のお兄さん方に言われてるんだよね、
男の嗜みだって」
……
翌日、マコトは自重しなかった。
儀式では、イオリの胸を弄び、儀式中なんどもいかされた。
また、夕食時も何度も絶頂を迎えさせられた。
さらに3日後、聖杯の
マコトの身長はさらに伸び、イオリはさらに縮み、身長差は頭ひとつ分くらいになっていた。
イオリの胸はさらに成長し、体はさらに華奢になった。
肌は白く、透明感があり、とても女性的な肌になっていた。
髪も腰に届くほど長くなり、髪質もよく、艶があった。
儀式の間の魔法陣も臨界に到達し、イオリは、『契約の乙女』として次の段階に進むことになる。
翌日、イオリが儀式の間に行くと、儀式の間にあった椅子は撤去されていた。
イオリはいつも通り、勇者がくるまで祈りを捧げる様に指示された。
マコトが入室した。
衣服は纏っていなかった。
と同時に、立ち会ってた神官達は部屋から出て行った。
マコトがイオリに囁く。
「これから、私に処女を捧げてもらうからね。
そういう決まりだから。
優しくするから安心してね。
祈りはやめていいよ」
イオリは祈りをやめる。
マコトはイオリを立たせると、儀式服を脱がせ、魔法陣の外に置いた。
そして、イオリの正面に立つと、イオリの顔を自分にむかせ、キスをした。
「愛してるよ、イオリ」
もう一度キスを楽しむ。
そして治癒の女神に捧げる、甘い悦楽の初夜が始まった。
……
事後。
『契約の乙女』の儀式は最終段階に到達し、二人は儀式の間で、結ばれた。
以後は、効力をより高めるため、可能な限り毎晩、
寝室のベッドも交換され、大きなベッドが一つだけになっていた。
イオリは、破瓜の痛みに耐えながら、男性陣の夕食に参加した。
マコトは遠慮せずいおりのお尻を揉みしだき、局部を弄んだ。
夕食が終わり、部屋に戻った。
マコトはベッドに寝転がりながら言う。
「おつかれさま。まだ痛い?
私、経験ないからわからないんだよね……」
「まだ痛い、血がいっぱい出てる。
治癒の魔法は使っちゃダメって言われてるから、今日は奉仕だけでいいって言われてる。
明日の朝は、状況次第でOKだって」
「了解。
じゃ、お願いしちゃおうかな」
「うん。まかせて」
「生理もそろそろかな?」
「うん、もうそろそろ。
いつ来てもおかしくない」
「どんどん女子になるね」
「今日で、マコトを追い抜いた自負はある」
「うん。私もそう思う。
私は男子としてイオリを追い抜いた自負はあるけどね」
「だよね……。完全に性別入れ替わったよね」
「吹っ切れた?」
「まだ、未練タラタラ」
「これからさ、私、自分のこと『僕』っていうことにする」
「え……?」
「え、じゃないよ。『私』って言うことにしてよ。
流石にもう『俺』はないでしょ?
僕の嫁になってよ。初夜も済ませたのだから。
心も、もうすっかり女子だよね?」
「そうだけど……。
わかった、そうするから酷いことしないでね?」
「うん。善処する」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます