こういう話は載せるべきなのかと迷って、書いて少しの間upせずに温めていたのだけど、やはり載せようと思う。

テレビを観ていると、若い女性が空港トイレで出産した後に赤ちゃんを殺害し近くの公園で遺棄したというニュースをやっていた。結構こういうニュースは年に数回目にする。

どんな事情があるのかは分からないけれど、こういうニュースを見るといつも思う事がある。赤ちゃんだって命があるのだから生まれた途端に殺害して遺棄するなんて事は絶対にしてはいけない。この世に生まれたのなら彼ら、彼女らにだって生きる権利はあるのだ。産んだ当人はわたしの一部だからどうしようと勝手だなどと思うのかもしれないけれど、私の一部というのは違う。同じ人間なのだ。

誰にも相談出来ないからこうしたと言う。遺棄する公園を調べる事が出来るのに、なぜ生まれた後の対処法を考えられないのだろう。親や友達に言えないのなら、少し遠い産婦人科だって相談したら何かアドバイスをくれるかもしれない。くれなかったとしても、市役所や区役所、児童相談所などの門を叩けば解決の糸口が見つかるかもしれない。あまりお勧めしてはいけないのかもしれないが、赤ちゃんポストという事をやっている病院だってある。一ヶ所相談して駄目だったとしても、諦めないで、複数相談すれば何かしらの解決法が見つかるはずだ。子供の欲しい夫婦のもとに赤ちゃんを養子縁組してくれる機関だってある。公園調べる前に、ぜひこういう事を調べるべきだ。ネットだって良い。

元をただせば、育てられないのに子供を作ってはいけない。簡単に中絶を考えているとしたら、とんでもない事だ。中絶って、下手するとその後、子供を望んだ時には体のダメージがあり妊娠出来にくくなるとも言われている。中絶を簡単に考えない方が良い。どうしてもやむおえない事情があるのなら致し方ない事だか、どうしてもというなら、妊娠しない方法を選ぶべきだ。

中絶ってどうするか知っているのだろうか？お腹の中に器具を入れて、赤ちゃんの頭を潰すそうだ。そんなに小さな赤ちゃんでも自分の運命が分かるのか、お腹の中で逃げ回るらしい。私は大学の授業でこの話を習ったのだけど、あまりにショックで泣きながらそのプリントを読んだ。今でもその内容が忘れられない。現在もその方法がとられているかは分からないが、とにかく我が子なのだという自覚を持って欲しい。そのまま普通に過ごしていたら、ママとかパパとか言って笑いかけてくれる存在になるのだよ。ただの肉の塊では無いのだよ。

若い人、男性も女性もうるさいおばさんだなどと思わずにぜひしっかり考えて日々を過ごしてほしい。