率直コメント企画へ参加いただきありがとうございます。

とても現実味を帯びている学園ドラマですね。色んな人間性があってそこから諍いや足の引っ張り合いがあり、結果として勝者や敗者が存在して、生徒会選挙が幕を閉じる。
非常に丁寧に描いておられる作品だと思います。

ただひとつ、各話をあらすじ一文で収めようとおもえば収まる内容を
とてつもない文量でくるんでいると申しますか、文量のわりにあらすじ一文分の動きしか見えないと申しますか、
とても丁寧に描いてらっしゃるのは痛いほど感じるのですが
「本当にそこまで言葉を尽くして描きたいのは、情況描写だけですか？」と一読者としては思ってしまったりしました……。

『想像もしなかった結末』や『読者の心が何度もバウンドする過程』は
さまざまな布石が必要ですが、４話まで読んで
「本筋とは別筋である魅力的なドラマ」が見出せなかったせいかも知れません。

このまま生徒会選挙へと向けてまっすぐ進み
いくつか予想できる内のひとつ道筋を経て終結するのだろうな……と
四話まで読んでいて、ぼんやり思ってしまった一読者の一意見としてなにか参考になれば幸いです。
このたびは企画へのご参加を誠にありがとうございます。

読み返し企画から来ました。

生徒会の選挙にいろんな思惑があり、それを1つの物語にするのが凄いと思いました。

1度友達が立候補した時に推薦人になった事があるくらいであとは何と無く投票していただけの自分には全く思い付かないストーリーでした。

　第一話、読ませていただきました。生徒達のやりとりは全く違和感がなく、とても面白かったです。特に日焼けした二人組のキャラクター性が際立っていたと思います。
　ただ一点だけ、読点(、)が少ないと感じました。読み難い、という程の事ではありませんが。

　読者の興味を唆る、素晴らしいプロローグだと思います。