恋愛って、ちょっとむずかしい(なんてもんじゃない)

 恋、それは恐ろしい脳のバグ。

All is fair in love and war.なんてことも言われている(直訳だと恋と戦争ではすべてが公平みたいな感じだけど、恋と戦争は手段を選ばないのほうが有名かな?)


 恋である。わたくし、クエスチョニングの恋である。さて、これまた自分語りを失礼遊ばせ。


Q. 私(クエスチョニング)はどの性別に恋をするのか?

A. わかりません!!


分かんないなら話題にするな?

分からないことが分かるだろうが!!


ということで、わからないのだ。

初恋は身体男、次は女、次は男であった。しかし、彼らの心の性別を私は知らないし、性別を知って恋するなんて器用なことを私はできないのでおそらく一生わからない。身体的な性別ではどっちも恋することはわかった。そんな感じ。


 そして、恋愛経験はゼロである。

自分は男女比がかなり偏ったところにいて(自分の性別が少数派 1割くらい)、誰かと付き合っているとよく思われるくせにゼロである。

理由としては、恋しているときの頭のバグり具合を好きになれないことが大きい。行動や考え方がかなり変わってしまうので誰やこれって自分に対して思う。そのため好きな人ができても3か月我慢して恋心をやり過ごすなどしていたら何も行動しないため経験値が一向に稼げない事態になったのだ。

草食系にすらなれぬタイプ。

あと、パートナーできないんですよって言ったときになんやかんや言ってくれる「優しいのに」「話しやすいのに」とかはマジでそれを覆すほどに負の部分が大きいのか、この考え方自体後ろ向きやもんなって思う。


あと、これは男女比が偏っている業界で少数派として進路を決定するときに必ず出てくる問題なんだけど"ロールモデルの不在"が結構キツイね...(性別迷子だっていうことも含めて懐の広い場所に行かないと精神的にちょっとずつ摩耗していくからめっちゃ知りたいのに)


で、恋人をどうやって作ったらいいかわからない。

・掲示板

・SNS

・イベント

・アプリ

・結婚相談所

・学校-会社-近所   が大きく分けてよくある出会いの方法だ。

でも、

・オンラインで人とつながることがとても苦手

・実生活で親しい友達にはクィア公言しているけれど、田舎の出だから結婚して家を残したい人が多くてその人たちと付き合いたくはない

ということでイベントと結婚相談所の2本となる。世知辛いわ。

そして、このご時世なのでやめておいているので出会いはゼロである。残念。

*クィア系のコミュニティは地方ごとにあるからそこに参加している人も多いだろう。とても良いと思うけれどクエスチョニングが少ないからちょっと怖いのと結構な遠出なので行ったことが無い。


・オンラインで人とつながることがとても苦手

があるので#セクマイさんとつながりたい とかで同じ境遇の人と話し合うこともできない(していないだけって言われるとその通り)。それによって欠けてしまったコミュニケーションを私が文章で挽回しようとしたのがこのエッセイである。

#クエスチョニングとつながりたい ですわ💛


これは私だけでクエスチョニング関係ないかもしれないけど、めちゃくちゃ独身主義って思われることも多い。

これは、未婚でもどうにかなる程度になっておきたいっていう自分が前に出過ぎていて、はたから見るとそんなに一人でいたいのかって思われているからだろう。

私としては、性別がどっちでもいいから連帯していける相手が出来たら楽しいだろうと考えてそれを公言している。(同性婚できるようになって!!)それに、もし一生独身でも楽しくやっていける素養はあるのでお金が欲しいな!!って感じだ。(一人でじっとしているのも、アクティブに動くのも好き)


結局、ヒトと一緒に居たいなら結婚っていいなって思う。

社会に関係を保証されているから。

これってかなり大きくて、相続とか子供を育てる時、部屋に住むときにこれが無いと困難が大きすぎる。札幌地裁の判決文がここら辺すごくしっくりくる。





 ドラマのお話をしたので、今度は映画のお話。

2本ほど見たんですがプロムと卒業式で一人でいることにあまり肯定的ではなくて音楽でそこの気持ち悪さから無理やり目をそらさせないでほしかった。なんていうか、恋しないと、結婚しないと、子供持たないと....しないと一人前ではないっていう価値観を壊して恋しなくても、結婚しなくても、子供持たなくてもそれはあなたのすばらしさに何ら関係が無いって思う。

一人で、恋人がいなくて、結婚もするかしないかわからないけれど私はそんなもんです。

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