第3話 月明り

  月明りが照らす


  ゆらゆらゆら


  月への船へと乗り込む

  星空を漂い 心がゆらゆら


  星屑に手を伸ばす

  本当に手にしたいのは

  その月明り


  届かなくて

  何度船から落ちても

  この気持ちは溶けない

  星屑の様に広がっていく


  ゆらゆらゆら


  いつかあなたを照らす

  明かりとなりたい

 


  

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