言の葉日記〜二葉〜

2021/6/30 雨の月が終わる夜

2021/6/30 雨の月が終わる夜

雨の月が終わりますね。

雨の季節はもう少し続きそうですが、

肌に触れる空気の表情が

夏の気配を漂わせているのを

感じることが増えてきました。

少しずつ、身体の不調が見えるようにも

なってきました。

とりあえず、あちこち痒い。

やはり夏が苦手な冬の住人のようです。

母の寝室の入り口に

虫の足らしきものが落ちていたらしい。

さっき猫たちが変な暴れ方をしていたのは

きっとこれのせいでしょう。

これも夏の風物詩…。

ベランダで夜の空気に紛れて

のんびりしていたら

耳元で刺されたら痒くなるあの虫の羽音が…。

これも夏の風物詩…。

夏はやっぱり苦手…。

気持ちの良い瞬間も

もちろん沢山ありますけどね。

気持ちよく晴れた日は

空や雲、海の様子も心地よく

それだけで何故か気分も晴れていくような

どことなく元気が出てくるような

そんな良さももちろんある。

今年はどんな夏になるのかな。

でも今は

もうしばらく梅雨に触れて

のんびりしよう。

なかなか詩を書く気分になれず…

なんとなく感情が

どこかに言葉を置き去りに

してきてしまったような

そんな心地。

あ、雨がまた静かに降ってきた。

心地のいい音だなぁ。