第34話 涙の雫と黒猫の少女

綺麗な花畑の中で‥


猫の美少女はリアに抱き着き、吸い込まれそうな青の瞳でリアを見つめ

涙をホロホロと‥涙の雫が零れ

息を飲む程の綺麗な面立ちが目の前にあったのだ


「え!えええ」猫な亜人 リアが顔を真っ赤にして固まる


「リア・・ああ」「リ‥」

リアの茶色キジトラの猫耳にささやくような涙声で

名を呼んだ後で ナジュナジュそっくりな黒猫の美少女は気を失って倒れそうになる


「ああ!しっかりして」リアは慌てて抱き留めた




今日は不思議な獅子の魔法がかかる日それに水瓶座の満月 

だから魔法がかかるのさ 占い師の魔女の声

何処からか そんな声がしたのだった






※本日は水瓶座の満月だそうです

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