第11話 街のショーウインドウ

「我が名はスピンクス」※スフインクスの間違いでは? 

「スピンクス・・・にゃーん・・じゃ」と更に強調する


「はあ・・」


ミニサイズのネコの顔をした 

スフィンクスもどきが らせん階段にどっかと横たわっていた

態度・・とっても偉そう・・・


「汝に問う・・この問題を解かねば 先へと進めぬ」


ああ・・本当に偉そう・・


「問題って 最初は4本足で歩き 

次は2本足 最後は3本足で歩く?」リア


「確か答えは人間だろう? 

4本足は赤ちゃん 2本足は子供および大人 

3本足は杖をついた老人・・」


「ちちち・・・ち ちがうニヤン 

えっと、えっと・・にゃん」とスピンクス


「なんだ?悩んでいるのか?」


「ち・・ちがう!にゃん! そうだ・・

では 汝に問う」


「天空にある人 2つの光

一人は天空の青の支配者 輝ける者

強き者の笑み


もう一人 暗き夜に現れる者 

さびしげな微笑 夜に現れるものは

恥ずかしがり屋で 時折 姿を現す

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