第102話 帰還・・1 見てはいけない危険なもの

帰還・・


パキーーーン大きな鏡か硝子でも砕け散る音


そこは最初の・・

本来の場所 わん子のお家だったワンワン!


「あ!エイルさん!げ!!!半裸・・・ほとんど裸

そうだ!エイルさんの肉体が元通りに再生した時の状態だワン」

「それにしても!さっきの音は何?ワン??」


その時にドアが・・勢い良く・・壊された・・・破壊されたワン。

メキ!ベキイイイイイ!


「みんな!無事なのか!」 

血相変えて家に飛び込んで来たのは・・失った片腕でトーガで包んだ 

本来の・・現在の時間のリアンさんだワン!


「えええと・・ワン?」ワン子


「大丈夫か?一体なにがあった?」リアンはわん子に尋ねる

言葉を続けるリアン

「音沙汰がなくて 心配して様子を見にきたら

この家がのドアは開かないし、次第に白銀色の不思議な繭で包まれて」


「未知の強力な魔法の力で包まれていて 手も足も出なくて

やっとさっき!光が弱くなって繭が自然に砕けたんだよ」


「ん!え・・エイル☆」 赤くなるリアンさん! 

半裸状態のエイルさんの姿を見て慌てるリアンさん。


「大丈夫なんですか!」


続々と アーシュさんとエイルさんが住む城の人達が

心配して入って来ようとする!


「駄目!まだ危険(?)だから 絶対入るな!」真っ赤になって

城の人々を押しとどめ


エイルさんに駆け寄り


ぱちくり!エイルさんの大きな瞳が見開く




22,1,11~

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る