第77話 森の木陰

こちらは森の中・・ワン子は大変だった・・ワン

「き!きやああ!大蛇です! いえ!間違いました 15メートルはあろうかと!


巨大なミミズさんでーす!アーシュさんワンワン!助けて!!

絡んで大変なんです!」


ざくっ! 魔法の剣で一刀両断にするアーシュ 「大丈夫か?ワン子」


「はい!有難うですワン!」


「あのアーシュさん顔色が悪いです。ワンワン」


「ああ、少し・・だるい」息をつくアーシュ



「向こうの木蔭で 傷を見てみましょう ワンワン!」


木蔭で皮袋を見ると


新しい包帯や怪我の薬が入っていましたワンワン


レグウスさんからもらった薬は 

もうなくなってたのにワン


あ! あれ!これ!

サンドウッチと綺麗な水の入ったビン


それと桃のジュースだ 

ちゃんと小さなカップまである

「少し食べませんか?ワン」

黙ってうなずくとサンドウッチを口にほおばる


・・・が あまり食欲がないのか 半分も食べてませんワン


薬をしみこませた布をあて せっせと包帯を巻く 


「水ですワン 

この薬飲んでくださいね。あ!ジュース飲みますか?ワン!」 


うなずきカップについだジュースを飲む


「林檎・・りんご・・

それとも林檎のジュースがないか?ワン子」


ぽっんと呟くアーシュさん


「え!林檎ですか?」皮袋を見るワン子

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