noteに登録してみたい
以前から色々な文章投稿サイトに登録してみたいと思っており、pixivが気になった頃に次はnoteを使ってみたいと思っていた。ということでnoteの方にも向かっていた。
まず「noteの使い方、機能紹介」のページを見てみる。
「ページビューを増やすことよりも、お金を稼ぐことよりも、あるいはフォロワーを集めることよりも、何よりも大事なこと。それは、楽しんで、発表し続けることです。」の一文が良いなと思った。耳が痛いけれど。
「名文や超大作を仕上げようとして手が止まってしまうくらいなら、駄文でも短文でも悪ふざけでも、とにかく気軽に投稿しましょう。」「短い文章、下手な文章、ラクガキ...、そういったものを恐れて手をとめる必要はありません。まずは、創作したいこと・伝えたいことを世に送り出す。表現力もファンも、あとから十分ついてきます。」というお言葉はありがたいなと思った。
関連リンクを押して読んでいると、クリエイターへのサポート機能についてこんなことが書いてあった。「サポートは、読者の方からの応援をあつめるのにとても便利な機能です。しかし、あくまでこれは『記事の対価としてお金を支払う』機能です。そのため、クリエイター個人に対する『寄付』や『投げ銭』としてではなく、かならず記事の対価として、機能のご利用を考えていただくようにお願いいたします。」
サポート機能は投げ銭ではないそうだ。「この人好きだからお金あげたい」「サポート機能でお金ください」とかはダメらしい。
投げ銭という言葉もわりと最近知ったばかりで何気なく使っていたが、noteのサポートは投げ銭ではなかったとは知らなかった。言葉には気をつけないといけない。
他にも初心者向けの公式記事(?)があるようだが、まず登録してみることにする。登録画面で利用規約を開いた。
スクロールして利用規約の長さを確認。よし、pixivほどではない。
……と、ここまでは早かったのだが、今まで何度も利用規約を読んで億劫になっていたのか、ここからが全然進まなかった。何故かいつも最初の数行でダウンする。そしてそのうち足が遠のいてしまった。
しかし何か検索する度に検索結果に現れるnote。これだけ賑わっていてSEOだか何だかにも強いなら、早く登録してみなければ。
ちょうど執筆にも行き詰まってきたので、再び利用規約に立ち向かうことにした。
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noteの利用規約も利用規約らしい文体である。しかしちょっと斬新に感じたのは、「取引契約」についての、「当該契約に際し万一トラブルが生じた際には、ユーザーとクリエイターとの間で解決していただくことになります。ただし当社は当事者間のトラブルに関し、その解決に向け最大限努力します。」という一文だ。
利用規約といえば今まで「当社は責任を負いませんし一切関与しません」みたいなことが書いてあるのが一般的だった気がするので驚いた。そのあとにも「ただし当社は当事者間のトラブルに関し、その解決に向け最大限努力します。」の一文はもう一度登場する。
半分くらい読み進めると「noteクリエイター規約」に差し掛かった。
「代金およびnote利用料率」のところに「当該支払金額の受け取り申請は、代金が1,000円以上となった場合にのみ行うことが出来ます。また、支払金額の受け取りは過去の支払金額全額とし、支払金額の一部の受け取りの申請をすることはできません。なお、支払金額の受け取り期限は代金が確定した時点から180日以内とします。」という表記がある。
noteでは1000円貯まったら換金できるということだろうか。そして代金が確定しても、1000円貯まらず180日が過ぎたら収益は消えるってこと……?
これについて検索してみると、ヘルプに売上金の預かり期限についての表記があった(検索するまでもなく利用規約の続きに書いてあったのだが)。
預かり期限は売上が発生した日から180日間だが、それを越えた売上金も支払われるらしい。売上金が1000円未満の場合でも売上の消滅にはならないそう。ただ、1000円未満の場合はAmazonギフト券での払い出しになるようだ。
1000円以上売上が貯まった状態で180日を越えると、口座登録してある場合は口座に振り込まれるそう。登録していない場合はAmazonギフト券になるらしい。
(※いずれにせよ手数料等は引かれることになる)
「デジタルコンテンツ」の項目には、「当社は、本サービス内でのインデキシングの最適化を目的として、クリエイターがアップロードしたデジタルコンテンツの一部(原則としてタイトルおよびトップページ)を、本サービスが設定する表示アルゴリズムに基づいて変更、切除その他の改変をすることがあります。なお、表示アルゴリズムは、当社の判断に基づき変更することがあります。」との表記がある。
インデキシングで検索したけどよく分からなかった。コンテンツが検索結果に表示されやすくなるように、noteがタイトルやトップページを書き換えるってことだろうか? 違うような気もするけど、やってもらえたらありがたいのかも。noteのページがしょっちゅう検索結果に出てくることと関係があるのだろうか。
アフィリエイトについては「当社は、当社が定めた表示方式によるアフィリエイトリンクを表示するために、外部サービスのアフィリエイトIDが必要な場合において、クリエイターがアフィリエイトIDを設定していないときは、アフィリエイトリンクを表示するデジタルコンテンツに当社が保有するアフィリエイトIDを設定することができます。」との表記があった。noteでは自分のアフィリエイトIDを設定しないとnoteのIDになると以前も聞いた気がする。
「当社は、クリエイターが本サービスを利用する際の利便性を高めるために、オートリンク機能、校正機能などを当社の裁量で適宜提供するものとし、これらの機能がデジタルコンテンツに適用されることについてクリエイターは異議を唱えないものとします。」との表記もある。
文章に入れたURLは勝手にリンクにしてくれるということだろうか。それならありがたい。リンク貼り放題だ。
校正というのは……誤字脱字の修正? もしかして悪い言葉を使っていたら書き換えられるとか?
「デジタルコンテンツの一部を、本サービスが設定する表示アルゴリズムに基づいて変更、切除その他の改変をすることがあります。」の意味もあまり想像できないのだがこっちも分からない。自分の発信したものを変更・切除・改変・校正される可能性のあるサイトを利用するのは初めてだ。
「定期購読サービス」の項目では、コンテンツを売るクリエイター側の話なのか、買うお客様側の話なのか分からなくてちょっと混乱した。でもよく考えたらnoteクリエイター規約なんだからクリエイターの話だ。
「禁止事項」では、「以下に該当するデジタルコンテンツの掲載、サークルにおける投稿その他本サービスにおける情報の送信は禁止します。」と書いてあり、「アダルト、性的、わいせつ的、暴力的な表現行為、その他過度の不快感を及ぼすおそれのあるもの、およびそれらのサイトへのリンクがあるもの。」「株式の銘柄推奨、その他金融商品取引法に抵触するもの。」「『必ずもうかる』等、ユーザーに著しい誤解を招く表現を用いたもの。」などの文が並んでいる。
R15やR18的な作品についてリンクを貼ったり語ったり宣伝したりするのはダメなんだろうか。儲かるとかお金とか収益公開とか、そういうのをnoteで発信すると垢バンされるとは聞いていた気がするけど……。
あとさっき「デジタルコンテンツ」の項目では「当社は、クリエイターがアップロードしたデジタルコンテンツが18歳以上向けの表現を含むと判断したときは、18歳以上向けのデジタルコンテンツである旨の表示をし、18歳未満のユーザーの閲覧を制限することができます。当社は、かかる表示及び制限によりクリエイターに⽣じた⼀切の損害について、損害賠償責任その他の責任を負わないものとします。」との表記があった。
それだと禁止ではないような……。利用規約系のものを読んでいるといつも思うけれど、公序良俗とかわいせつとかのラインがよく分からない。
「ご利用の停止およびデジタルコンテンツの削除等」の項目には、「クリエイターが以下に該当すると当社が判断した場合、クリエイターに事前に通知することなく当社はクリエイターのご利用を停止させて頂き、デジタルコンテンツを削除、または検索結果からの除外などの措置をすることがあります。」と書いてあり、その中に「確定・未確定を問わず売上、利益その他これに類するものを公開して、本サービス上で配信するデジタルコンテンツや各種サービスの購入を煽る場合」という一文がある。やはりお金とか収益とかの話には厳しいらしい。
最後は「noteユーザー規約」だ。お客様側が注意すべきこと、みたいな感じだろうか。コメントについて「ユーザーは自由にコメント欄にコメントすることができます。ただし、本利用規約に違反している内容であると当社が独自に判断した場合、当社がユーザーのコメントを削除する場合があります。また、クリエイターが独自の判断でユーザーのコメントを削除等する場合があります。」との表記がある。
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これでようやく利用規約を読み終え、新規登録できる状態になった。
ここまで長かった……(なかなか読み進められなかったから)。
さて、次はいよいよ登録してみようと思う。
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