二月十九日

『今日の感想』


LHRの時間を使用してお坊さんの話を聞いた。テーマは心を調えるだったと思う。

一番印象に残った教えは、「随処作主ずいしょにしゅとなれば 立処皆真りっしょみなしんなり」というもので、意味は「どこへ行っても主となり、主体性を失わず、主人公になれ。そうすればその人の行動に間違いはないだろう」だそうだ。


自分の意志で、自分の判断でしっかりと。これは別に楽しいことに逃げても良いという訳じゃなくて、物事を自分を通して吟味しつつ我の在り方を固めることなんじゃないのかな、なんておもってる。更に言えば、我先に!という態度でもないとおもう。


自分が確かな自分でここにいて、それで他人との区別、人間としての間が密ではなく、ある程度疎であることがいいのかもしれない。

主体性を失えば......多分自分は他人になる。無意識に他人の観念が自分に逆流してきて自分が表面的に死ぬ。中学の時は完全にソレだったから、怖いのだ。


でも他人は悪くない。悪いのは生まれてきて、思考能力が未発達であった自分なのだ。少し外れるが、死ねば解決するなんて間違っている。夢が覚めないものだと勘違いしているのだろうか。


しかしそういう悔いさえも、しっかり悔い切って、喰い切っていかねばならない。

失った関係性、或いは自ら断ち切った、断ち切られてしまった関係性は二度と修復出来ない。これは自分の知っている「絶対」の一つだと思う。

何度も脳内で空想を描き、謝る夢をみて、そして覚めて絶望して。


取返しのつくものなんてこの世にあるのだろうか。いや、知る限りではないだろう。

もしあるのなら是非とも破壊しにいきたいものだ。



・・・こんな感じのことを50分ずっと考えていましたね......


ではまた。

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