一月十五日
『今日の感想』
はぁ、ちょうど二年後には自分も共通テストを受けるのだから危機感を持って今年の問題に挑戦してみないと。
だが、高校一年生なら分かる通り来週は進研模試と英検一次。
うん、共通テストの問題は息抜き程度に解く気分でいこう。
昨日散々ボロクソ言った現代文でしたが、先生に「ハイレベルなものだ」という説明をされたので、解けなくても仕方ない。
いや、いや!それでも解きたかったけれども!進研模試の方が生易しいという比較がされても!敵わないのが無茶苦茶悔しい。
まず、肝である文章の濃度の判別が全く出来なかった。
―――もっと冷静でいられたら出来たかもしれない。俯瞰が出来なかった。
鳥になれなかった。ビルの屋上に立つことが出来なかった。
序盤に出てくる二項対立の根幹、終盤で惑わされた問題に関係ないプロセスの数々。
結局のところ、自分は「問題として」文章を読むことに偏り、そして焦り、「文章として」文章を読んでいくことをしていなかった、出来なかった。
多分、これが!この結果が!一番自分が現代文を高校から苦手とするようになっていってしまった「中学の時の癖」の具現だろう。
もう成果が見れないのは嫌だし、最終的に志望校にいけないのももう嫌なんだよ。
本当は自分がもしもっと浅はかな人間でも、実質的に同じことをするのだろう。
学歴なんて生きやすい適当なレベルでよくて、ただ自分が自分であって自分であることを自他共に魅せる為にこれ以上負けてはいけない。
中学の時から十数回程度陥ってる自己喪失のスパイラルから抜け出さなくては。
自分が怖い。
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