前回、ハ長調の音階について、全音と半音がどこにあるかの、話でした。長調の音階は、下から全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音という間隔で出来ています。さて、長調は、ハ長調の他にも沢山あります。ハ長調を含めて全部で12個、長調があります。オクターブ内の、白鍵と黒鍵全部の数だけあります。ドレミファソラシ、までが7個、その間にある黒鍵が5個で、7個と5個で12個です。白鍵でも黒鍵でも、長調の音階はどこからでもスタートできます。ドからスタートするのがハ長調、ドというのがイタリア音名、ハ長調のハ、は、日本音名です。英語音名ではCです。それではレからスタートする、長調、レから、全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音の間隔で成っている長調は、ニ長調です。いろはにほへとの、ニが、レに当たるので、レから始まる音階の長調はニ長調です。レは、英語音名ではDです。レから始まる長調の音階だと、黒鍵を使わないと、全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音、の間隔にならないので、ニ長調では、黒鍵を使います。ファのシャープと、ドのシャープを使います。そうすると、全音、全音、半音、全音、全音、全音、半音の間隔にすることができます。