きのうのよる
いつも通り暗かっただろう
遠くから蛍光がやってくる
すれ違うのは犬と飼い主
雨ばかりの下で
夜の昼間に散歩をしている
私は歩くのが精一杯なので
黒服の
闇夜に紛れて歩いている
時々の街灯が
私の存在を写すから
幽霊にしてくれないかと思う夜
一人がいいと思う夜
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