そらのひと
星々の詩なぞ沢山あるし
いま、誰が読もうと興味はないだろう
綴るのはいつも流星群
綴るのはいつも天の川
美しき天体を撮る人々に
美しき未来を天台に灯す
小さな森の中に
広大なる野原の中に
犇めき合う寒空の下
凍った山の高見台
毎年ちがうという学者
毎年ちがうという写真家
毎年ちがうという本を持った小学生
毎年、みな言う空が言う
今日も明日も違うというに
ならば私たちも星かもしれない
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます