第24話- 奇祭

地元で毎年開かれる秋祭り、神様に捧げられる踊りが舞われる。


狐の面とおかめの面、笑わせる所作が皆を盛り上げる。

狐の面がお供えされた供物の大袋をえっちらおっちら。

狐が袖に消えるとその瞬間、廻りに巡らせた松明が狐火に変わる。


舞台効果だと思っていたが?


今年も豊作になるはずだ。

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