第10話- 別れ道
彼女はその道を進んだ、僕はこの道にいる。
もう会えない、涙も渇れた。
初七日、四十九日、少しずつ、いつもの日常に戻っていく。
この道で合ってるかい?
そのうちどこかで君の道と交差するかい?
供えた花束から君が好きだった香水の香りが漂って、
"もうすぐよ"
耳元に君の声が揺れた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます