第7話

その時みんなはミッションの帰りだったらしい。内容は廃工場をアジトにする小さな暴力団を潰すことだった。ミッションを簡単にクリアしてみんなで帰ってる時だった。



Rd【やっぱり夜の川はいいね!】


Mn【落ち着くねぇ】


Ed【あいつらめっちゃ弱くね?一発だったわ】

 

この時はまだ彼等も十歳くらいだったがこの時から蘭王家にいてこうして活動していた。


Mm【なんか声がしないか?赤ちゃんの泣き声みたいな】


Rd【ほんとだ!聞こえる!行ってみようよ!】


Mn【本当の赤ちゃんだったら助けてあげなきゃ】


Ed【多分この木の裏だ!】



Mm【手分けして探そう!】




Rd【いたよ!】


そこには汚れた段ボールの中に入った小さな女の子だった。


その子の入った段ボールの中には紙が入っていた。


紙にはこう書いてあった


この子を拾ってくれた方へこの子のことを可愛がってあげて下さい。お願いします。まだこの子は生後8ヶ月です。


とだけ書かれていた


それと蓮が入っていた。





知らない子と帰ってきた彼等は勿論驚かれた



周りのおじちゃん達に事情を話すと理解してくれて名前をつけると言う話になった。



ハスの花が入っていたので蓮(レン)という名前になった。





レンという名前を付けたのがアルファだった




それから約13年この家で暮らしている。



授業参観の時にはイカツイおじちゃん達が来て先生がガッチガチに震えながら授業していたこともあったけど楽しいし蘭王家が大好きなんだ。アイオライトの指輪を見るだけでみんなが笑ってる光景などが思い浮かんで来る



やっぱり蘭王家が大好きだなぁ。


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