第84話  赤化

アメリカ イギリス

(;´∀`);´∀`)コレやばいお金を稼ごう



アメリカとイギリスは世界的な恐慌に対して

割と正攻法で勝負しました

売るモノを多くして買うモノを減らす、

要するに外国からお金を得て

外国にお金を流さない作戦です

(ブロック経済、ニューディール政策)


これは[持っている]からできる政策で

広大な領地、海外植民地があり

自給自足が可能だからこそできる

作戦でした



日本

(; T_T)あうー 石炭石油売ってホシイ



領土は広くなりましたが産物が

偏っている日本は特に燃料資源が

致命的に弱い国でした

売るモノが売れず買うモノが高くなった

この貿易制限にかなり困らされました



───



フランス

(´・ω・)お金無い 賠償金すぐクダサイ


ドイツ

(; ´∀`)えー ウチも無い


フランス

(´・ω・)なら収入源をいただく



フランスはドイツ最大の収入源である

工業地帯を力ずくで占領しました

(ルール占領事件)


ドイツ

(; ´∀`)なんて事しやがる



これにはドイツもすかさず反発します

工場労働者にストライキを命じます


フランス

(´・ω・)奪ったけど収入が無い


ドイツ

(´・ω・)スト労働者への給料補填が激痛



フランスとドイツは共倒れました



───



ロシア

(o´ω`)共産主義に倒産は無い



ロシアは何の問題もなく乗り切りました


共産主義は財産のすべてが共有なので

マイナス部分があってもプラス部分が勝手に

補填します

世界恐慌の混乱はまったく無縁でした



ロシア

(o´ω`)つまり共産主義が最強

自由主義は世界混乱させてるし

世界共産化がイチバン平和じゃね?

みんな共産主義になればよい


東欧諸国

(o´ω`)o´ω`)すごーい なるなるー



共産主義国家が増えていきます




自由主義経済の観点から見れば

今の発展繁栄はみんなが競い合って

頑張ったからこそ生まれた活気です

この頑張りを否定する共産主義は

認められません



自由主義が上か

共産主義が上か



王政か共和政か、の社会体制バトルは

共和政が上、で決着が付きました


社会体制バトル第2ラウンドが

静かに始まります

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る