せかいたいせん

第23話 万国公法

ｲｷﾞﾘｽと順調に親睦を深める日本は

ｲｷﾞﾘｽに留学生を送りました

留学生は図書館で1冊の本を見つけます

[世界の国ﾗﾝｷﾝｸﾞ](万国公法)

留学生

(´∀｀)FIFAﾗﾝｷﾝｸﾞみたいな？

日本も近代化したしけっこう

順位上がったんじゃないかなー

(内容)

・自主国

[一人前の国家、話し合いとかで解決]

ｲｷﾞﾘｽ、ｱﾒﾘｶ、ﾛｼｱ、ｵﾗﾝﾀﾞ･･･

・半主国

[国家として認めない

仲良くしてもいいが占領しても良い]

中国、日本、朝鮮、ﾍﾞﾄﾅﾑ･･･

留学生

(゜Д゜)･･･

(つД⊂)ｺﾞｼｺﾞｼ

(゜Д゜)占領･･･

日本から見たｲｷﾞﾘｽは

[親切な先輩]のような扱いでしたが

ｲｷﾞﾘｽから見た日本は

[そもそも国と思われてない]

という事に

日本は気づいてしまいました

留学生

(;ﾟдﾟ)ちょ、ちょっと日本戻ります

──

この[西洋に狙われてる]という感じは

実は江戸時代末期から囁かれてました

中国人の書いた書物

[実録ｱﾍﾝ戦争のすべて]が日本にも輸入

されていた事や

ｱﾒﾘｶ経験のある日本人が文明ﾚﾍﾞﾙの

違いを維新志士たちに教えてました

これらは[攘夷思想]となり外国排斥

運動も一時期起きましたが

戊辰戦争で幕府が負けたため

沈静化してしまいました