自分のことを黒帯だと言う人は大抵初段


「オレ、空手の黒帯なんだよね」


こういうことを言う人は大抵初段です。

二段なら「オレは二段」、三段なら「オレは三段」と言うでしょうから。


筆者も昔はそうでしたから気持ちは分かります。

なにせ初段の初は初心者の初ですから、「オレは初段だ」とは言いづらいですよね。


武道のことをよく知らない人が「初段」という文字を見たらどう思うでしょうか?

「初」という文字から初心者を連想する方が多いのではないでしょうか?


実際には、初段位を取得するにはどの流派でも数年はかかるでしょうから、必ずしも初心者というわけではありませんが、そんなことは武道関係者でなければ分かりません。


だから「黒帯」という言い方で印象をぼかすのでしょうが、それでは分かる人には初段だと分かってしまいますし、「へえ、じゃあ何段?」と聞き返されてしまうこともありますから、自慢するなら最低でも二段を取得してからにすることをおすすめします。



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