第346話 ジキルとハイド

「ハイド様!

王都図書館の秘蔵の預言書を

盗んでまいりました!」


「よくやった!

ジキルよ!


それで内容は解読できたのか?」


「それが・・・

あの古典書は 妖精族の種族と

歴代の巫女に仕えてきた

ルエラ民族でしか 読むことができない

古代の文字が使用されており


解読には 

時間がかかりそうです」


「急ぐのだ!

「赤い星」組織の本部より

至急報告するように 

言われておるのだ!」


「承知致しました!」


ジキルがハイドの配下になり

1年が経過していた


これまで様々な悪行を重ねてきたが・・

これまで 経験した事がない  

世紀末の時代を揺るがす壮絶な何かが!

起ころうとしているような・・

胸騒ぎがしていた


我々「赤い星」組織を

脅かす存在が・・・まさか・・


それに昨日見た

あの奇妙な星が 

どうも気になって仕方がない。。


もしや あの輝く星が・・・

いや そんな訳はない・・


それよりあの男が

大陸エデンより

この水源の大陸ピジョンに 

訪れているようだが


預言者アブラハ!

奴が来た 目的は何だ?


それに王都の軍団長や

市街地の有力者たちが ガデム村に

集結している報告を受けている!


あの村に何があるというのだ・・・


ガデム村が 怪しい!

急ぎ 配下の者達を連れ

偵察に行かなくては!!




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