第18話

大会3日目剣術第一試合、ヒュージとジュデは試合を見に来ていた、ビュジが出るからだ。


相手は1年2組のサザ、ビュジは両手直剣、サザは片手直剣。


闘技台中央、3m程離れ対峙し、審判である教員が『はじめ!!』の声をかける。


ビュジは構えも取らず、右手に持った剣を下げそのまま立っている、それに対し

サザは剣を左手に持ち、肩で担ぐ様に横にし、歩幅は肩幅まで開け右足を前に出している。


サザがじりじりと間合いを詰めていくが、ビュジは反応しない。


剣の間合いに入った瞬間、サザは剣を肩から横に回しながら斜め下に切りかかる、変形左袈裟切り。


ビュジは下げた剣を目にも止まらない速さで右切り上げでサザの剣をはじき飛ばし、首元に剣を突き立てる。


審判の教員が『勝負あり!!勝者ビュジ!!』と宣言した。


ヒュージ「実力差が有り過ぎるな。」


ジュデ「それでも分かったことがある。」


ヒュージ「ほぉ~どんなことだ?」


ジュデ「奴は右利きだ!!」


ヒュージ「・・・・」


ジュデ「・・・冗談だ、無言はやめてくれ。」


ヒュージ「明日は我の試合だ。」


ジュデ「対戦相手は3年2組のハルルド先輩だったな。」


ヒュージ「あぁ、実力は知らないが、問題なかろう。」


ジュデ「だな。」





大会4日目武術第一試合。


闘技台中央にヒュージとハルルドが対峙している。


ハルルドはボクシングスタイルで構えており、ヒュージは構えていない。


観客席からキュリーとリン王女が『頑張って~』と応援している。


審判が『はじめ!!』の声と同時にハルルドは一気に間合いを詰め右ストレートパンチを打つがヒュージは右手で拳を捕まえ、さらに右に体が流れる様にに引っ張り、右手でハルルドの首裏を【トン】とチョップする。


ハルルドは気絶をし戦闘不可能となり『勝負あり!!勝者ヒュージ」


キャリー「キャー!さすがヒュージ君!私を抱いて~」


リン「さすがヒュージ様!婿様になってください!」


ヒュージ「2人共、発言が怖すぎです。」


ーーーーーーーーーー

あとがき


今回は短めでごめんなさい。


詳しくは近況ノートにて。

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