ユーモレスク 

    掃除に洗濯 お菓子に弟

    歌うこと 大好き


    草の上で 寝転がって

    空見上げて 夢を見る


    夕暮れ重なる 茜色あかねいろの空

    黄金色こがねいろの雲に


    帰りゆく鳥は 何を思いながら

    飛んで行くの?



    悲しみの無い世界の果てに

    行けたら


    幸せに手を伸ばして

    離さないでおくのに



    星空の下で咲き乱れる花

    あなたを思い出す


    あの日に出会った 悲しみのしずく

    まだその胸に



    与えられた運命の輪に

    私たちはあらが


    触れ合える手と手があるのなら

    私は翼になる


    いつかまた 種をくことで

    命がよみがえるのならば


    風に乗りはるか遠くの地で

    望むのなら 舞い降りる



    月明かりの中 あなたとふたりで

    私は夢を見る


    流れる音色ねいろに しずくたくして

    安らげる時まで



    よろこあふれた世界の果てに

    行けたら


    私はもう 迷わないで

    あなたと笑い続ける

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