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マトリョーシカと運動会への応援コメント
>そんな非合理で不条理で狂気にも似た失明を、すなわち恋と呼ぶのでしょう。
これだけ切り取ると、端的に言って、気取り過ぎて鼻持ちならない文章ですが、このお話をここまで読んだ後で読むと、不思議なもので意外と悪くない印象になりますね。
このお話がどのように着地するのか、今は楽しみなような、不安なような、複雑な心境でいます。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
大変励みになります。
恋愛モノとしては少し風変わりな作品かと思いますが、最後まで楽しんで頂けると幸いです。
エピローグへの応援コメント
面白かったです。
そして不思議な小説でした。
読了後、あらすじに立ち返って確かになあと思いました。これは、高校生のお話だな、と。
身勝手で鬱屈した純粋な高校生だから成立するお話だなと感じました。
自分は、基本的に分かり易いエンタメが好きで、普段はこの種のテーマを前面に押し出した小説を好んで読むことはしないのですが、今はなかなか心地良い体験だったなと満足しています。
素晴らしい完成度のお話でした。
料理の仕方(不条理さ)は非常に自分好みでありました。
書こうと思っても自分には書けないタイプの話だなあ、という畏怖もあります。プロットは全部理詰めで組み立てたんですかね? 不躾な質問が許されるならそこを聞いてみたいです。ハッキリ読み取れる部分と不条理が残る部分はどうやって決めたんだろうかと。
すみません。とっ散らかりましたが、面白く考えさせられる小説を読ませていただきありがとうございました。
作者からの返信
最後まで読んでいただき、大変ありがとうございました。
我ながら風変わりなモノができたな、という自覚はあったのですが、このような高評価を頂けて非常に嬉しく思います。
ご質問についてですが、私はあまりプロットを作りません。こんな感じに書こうというイメージはあるのですが、伏線もオチも、その場で思いつくままに書くようにしています。
(むしろプロットを作ると、そちらを意識しすぎて書けなくなります笑 なので、理論的に小説を書ける方をとても尊敬してます。)
この作品に関しては、科学の色んな概念をごちゃ混ぜにして、それをそのままモチーフにした感じです。作品中の世界のルールも、それに則って書きました。いつもそんな感じで、抽象的なイメージから始めるようにしています。
この方法は一長一短で、万人受けする面白い筋書きを作りづらいのですが、そのぶん、奥行が生まれることを期待しています。なので必ずしも分かり易い作品にはなりませんが、全ての解釈は読者の皆様にお任せしたいです。色々な解釈が生まれることこそが、私にとっては最上の喜びです。
本当にありがとうございました。
また機会がありましたら、他の作品も覗いていただけると嬉しいです。