レベルアップ
鮮血を吹き出しながら倒れるゴブリン。
それと同時に、目の前にステータスが表示される。
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真島 召 職業 隠者
LV1→LV2
攻撃力 7
守備力 22→23
素早さ 41→43
魔法攻撃力 0
わ
魔法守備力 24→25
マジックポイント21→23
特殊能力
気配察知(自分の五感を高めて、そのエリア一体の様子を察知できる)
存在感0(自分の存在感を消し、生命エネルギーのある物から認識されなくなる。ちなみに接触されると効力は消える)
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レベルが上がった。とはいえやっぱり素早さがのびるな。
そしてこの手に残る感触、うーん、これから慣れなきゃいけないよなあ。
個人的に初めて倒すモンスターはゴブリンのようなフォルムが人型ではない方が良かった。
まあっ、しかたない
とりあえず、自分の力でも最低限うまく急所を狙えば敵を倒せるのは分かった。
これは朗報だ。
という事でこれからの為にとりあえずはぐれゴブリンを四体ほど倒してレベルをあげておこう。
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LV2→LV4
攻撃力 7
守備力 23→27
素早さ 43→52
魔法攻撃力 0
わ
魔法守備力 25→28
マジックポイント23→27
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とりあえず、これぐらいにおえとこう、
あとあの赤い玉は、モンスターを補充する玉なのだろう、、次回から気をつけて、あんま近づかんとこう。
さて、じゃあ次の階にいくか!
★★★★★★★★
da 2BF
げっ、大なめくじキメェ
今、目の前では、4人組のパーティーとかなりデカイ大なめくじの戦いが繰り広げられていた。
大なめくじの体当たりにバリアをはって逃れる男僧侶。
そして男勇者が剣で大なめくじを斬りつける。
大なめくじの体が切られるが、大なめくじは
自身の能力で修復。しかし修復中は体が動けないのだろう。魔法使いの男女が修復中の大なめくじに火炎形の呪文をぶつける。
のたうちまわる大なめくじ。そしてゆっくり小さくなっていく。
多分、体の水分が抜けているのだろう。
そして動かなくなる大なめくじ。
大きさは普通のなめくじと同じ大きさになった。
大なめくじを倒して喜ぶパーティー。
実に息の合った連携、まさしく一人ではできない戦いぶりを見せて貰った俺は感心する。
ただ俺はふと我に帰り、
呑気に他人のパーティーの戦いぶりをみていつまでも感心している場合では無いな。
という事で、下へ降りる階段に向かってその場をそっと離れる俺。
ただ、あれだよな、ああいう、女一人、男多めのパーティーは男側が一人の女を巡って最終的には崩壊すんだよな、、
★★★★★★
da地下3BF
俺は悩んでいた。はやく下へ降りる階段へ向かう為に目の前にいる大ダンゴ虫の群れのよこを能力を使ってバレぬようにそっと抜けるか、素直に時間はかかるが、、別のルートで迂回するかの二択に、、
ちなみに今目の前にいる大ダンゴムシは大人しくしているが標的を見つけると丸まってものすごいスピードで追ってくる。
何故、そんな事を知ってるかというと、さっき他のダイバーがこいつに追われてたからだ。
という事で、もし失敗して大ダンゴムシに追われた時の事を考えてみた。
スピードは多分同じくらい、ただ向こうは直進は得意だが、直ぐには曲がれない。
なので入り組んだ所に逃げたら勝機はある。
ただ、もし追い詰められたらどうだろう?
向こうは固い外骨格を持っているので、丸まられてしまったら、こちらのナイフは絶対通らないだろう、、しかもあのスピードでこられたら、、、
よし決めた。大ダンゴムシを避けて迂回しよう!
たとえっ、これがアニメや漫画の主人公なら
大ダンゴムシの横をバレないように通ろうとするけど、失敗して逃げるという、お約束の面白展開なんだろうけどね。
という事で俺は、何の面白味もなく大ダンゴムシの群れを後にした。
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