第24話
彩花の家
環境経済学の勉強、どうしようかな
~思い出し中~
和政
俺、この単位捨てようかな~
分かんないし
沙羅
しょうがないよ、難しいし
大介
まあ、ぎりぎりまでは頑張ろうぜ
~~
うーん・・・
あれじゃ、沙羅も大介くんたちも頼りにならないしなあ。
そうだ!正くんにきいてみよう!!
~ライン~
彩花
正くん!経済学の勉強してる?
正
ちょうどいま勉強していたところです!
彩花
分からないところがあって汗
みんな頼りにならなくて、困ってるの。
正くんなら分かるかなって。
正
力になれるか分かりませんが、頑張って解いてみます!
~正くんに聞きながら問題を解いた~
ふう、疲れた~
もう11時だ・・・!
正くんのおかげで、今日の授業のところは理解できたな!
でも、範囲はまだまだあるし・・・
これ、全部正くんにきくのも、気が引けちゃうし。
どうしよう。
やっぱり・・・
うん、教授のところに行ってみよう。
ダメ元でも、質問してみよう!!
~次の日~
教授の部屋の前
彩花
うわっ。明かりついてるし、いるし・・・
あー、ドキドキするなあ。
頑張れ、私!
トントン
「どうぞ。」
彩花
失礼します・・
教授
(全く、なんだ。わしのティータイムに。
それにしてもわしのところに生徒が来るなんて珍しいな。)
ガチャ
彩花
あの、、、一年の一ノ瀬彩花です。
授業で分からないところがあったので質問しにきました。
教授
ん?
質問は受け付けていないと言ったはずだ。
授業中に説明したぞ。
それに、皆同じ条件で勉強しているんだ。
1人だけ特別扱いすることはできない。
彩花
そこをなんとか・・・(うるうる)
教授
な、泣いてもむだだ。
わしは知らない。
彩花
ぐすっ。明日も来ます。
失礼します。
ガチャ
教授
明日も来るのか。汗
(さあ、ティータイムの続きをしよう・・・)
次の日
教授
ふう、授業が終わった。
トコトコ
ゲッ
彩花
授業が終わるのを待っていました!
教授
今日は、急いでいるんだ。
話をしている暇はない!汗
ガチャ
彩花
教授・・
次の日
教授
(ヒッ。
またわしの部屋の前に立っている。)
どきなさい。
部屋に入れないじゃないか。
彩花
嫌です。話をきいてください。
・・・(ぐすっ)
教授
汗。
しょうがない、入りなさい。
彩花
失礼します。
教授
今回だけだぞ。特別だからな。
~~
沙羅
えー!彩花、教授に質問したのー?
すごい度胸だね!
彩花
うん。それにね、テストに出るところも特別に教えてもらったんだ~!
沙羅
すごーい
彩花
えへへっ
沙羅
ねえ、彩花・・・
ジー。
彩花
もちろん!沙羅にも教えてあげるよ。
沙羅
やったー!
彩花
あ、そうだ。正くんにも教えてあげよう!
周りの席の人たち
(テストに出るところって・・・どこだ。
俺も、私も、知りたい・・・!!)
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