Summer pool! with my friends…

Star shining

第1話 こんなはずじゃ…!

ー蘭の家。

🍉(1週間後は、れみとプール。プールに行くなんて、久しぶりよね。…噂をすれば。れみから電話。)

🍇『蘭さーん。ごめんなさい。1週間後のプール、行けなくなってしまいました…。両親と出かける用事ができてしまって!本当に申し訳ないです。』

🍉「そ、そう。じゃあ別の日…。」

🍇『チケットをとってしまったので、蘭さん、他の誰かを誘ってプールに行ってください!』

🍉(プールって、チケットを前もって買っておくものなの…?)

「わかったわ。他の…誰かを…。」

🍇『蘭さん。』

🍉「何よ。」

🍇『いっしょに行く相手、いますか?』

🍉「ば、バカにしないで!私にだって友達くらい、いるわ。」

🍇『そうですか。ならよかったです!それでは、チケットは今度の練習のときに渡しますね!』


ー1週間後。プール。

🍉(なんで、こんなことに…!)

🎀「着替えるの時間かかっちゃった!待った?」

🍉(可愛優奈。Rose Bloom🌹のベース。前に梨乃とRose Bloom🌹の佐奈が仲が良いのをきっかけに、Rose Bloom🌹とうちのバンドがいっしょに食事をすることになったとき、頼んでもないのに連絡先を交換しようと言われて、連絡先を交換したの。)

🍉「待ってないわ。」

🎀「いやー、嬉しいな。蘭が自分からプールに誘ってくれるなんて。」

🍉「勘違いしないで。もともとれみと約束していたけど、用事ができたらしくて。うちのバンドもみんな行けないっていうから…。」

🎀「わかったわかった。あれ?あそこにいるのは…。」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る