傘を横に持っている人へ。それで、他の人をケガさせたら傷害罪成立するからね(#^ω^)

晴れるとか雨降るとか、そう言った話しにすらならない話

 晴女、晴男。雨女、雨男。

 晴れをもたらす男女は稲穂の神が憑き、雨降らしの男女は、龍神が憑いているらしい。

 まあ、見えない物をどうこう言うのは可笑しな話しなのでこの位にするとして、私はと言えば、多分、どちらとも言えない。

 ただ、昔から可笑しなジンクスならある。


 ①傘を持っていると雨が凄く弱まる可能性が高い。

 これが基本ベースとなる話しなのだが、朝の内、曇りで降水確率70%前後で、傘を持って外出すると、私が室内にいる間に雨が降りだし、強くなる場合もあるが、外出する際に傘を持っていると、雨は良心的な弱さになる。

 これは台風場合にも通ずることがあって、何年か前にあった東京経由で大阪に行った可笑しな台風の際、週末なのに引き籠りの私なのに、どうしても外出する用事があって、仕方なく外に出た時、雨は弱く用事を終え帰宅して数分でどしゃ降りとなった。

 偶然で片付けるにはあまりにも偶然が多く、社会人になってから、良くも悪くも偶然が増えた。

 ただ、例外として、外出前から100%の雨の場合と、9月は除くと言うのがある。

 現在の天気予報システムは、私の非科学的な話しより何倍も信用できる。天気予報を信じましょうと言うことです。

 あと、何故か分からないが、9月に限ってこのジンクスは出ない。10年したら、謎が解明するかも知れないが、今のところは分からないままだ。


 ②傘を持って行かないと、どしゃ降りになる。

 ①の基本ベースで傘を忘れるとどしゃ降りになる。

 これが一番の問題点で、微妙な天気の時程、傘忘れは嫌な方向に物が進む。

 具体的に言うと、あまりにも酷い降り方のせいで、電車が止まるのはよくある話で、①を実行した場合は、私が家に帰った後、起こる可能性はあるが、それが、ドンピシャなタイミングで当たってしまう。

 私の乗る最寄りがある電車なら(嫌だけども)諦めも多少はあるが、他路線の場合もある。これは完全に巻き込まれだ。

 一番記憶に残っている他路線で起こった停まった理由が『浸水』だった。

 おいおい……。

 また、その様な天気の時に自転車に乗るのも最悪である。

 『ダメ。傘さし運転』なので、そもそも邪魔な傘を持って自転車には乗らない。

 ある時、夕立、今やゲリラ豪雨に当った。

 あまりに酷いので、コンビニで雨宿りをしていたら、雷が落ちて停電になったよ。

 これは、視線が苦手な引き籠りの私でも、コンビニの店員のお姉さんと目を合わせて苦笑いをしたもんだ。

 一時的ではある物の、変な絆ってこう言う時に生まれるものだと実感した瞬間でもある。

 幸いにも日中だったので、困る程暗くはなかったし、復旧もすぐだったので今のコンビニの冷凍コーナーの棚は発達している物なので、商品も無事だったようだ。

 結構長い事コンビニにも居座ったし、なにも買わないで、ってのも、ジンクス的な話しもあったので、この時ばかりは嫌いな無駄遣いをした物だ。

 ちなみにこの話のヲチは弱くなったのを見計らって家に帰ったら、家の前で、(恐らく雨で)車が事故ってタダでさえ雨がまた強くなっていたのに、遠回りをしたことだ。

 この日ばかりは私の能力を呪った。

 そんなことがあるので、傘を忘れると大分酷いことが私やその周りに起こる。

 最近では微妙な天気の場合は必ず傘を持つようになった。

 あと、この間、気付いたが、どうやらこの能力は雪にも対応しているようだ。まあ、雨が通じるなら雪も通じるか。


 ③傘を買うと数ヶ月で壊れるか無くす。

 今は貰い物のビニール傘を使っていますが、貰い物の傘は長持ちするからこの様な使い方をしているのだ。

 しかし、新しい傘を買うと何故か長持ちしない。

 最短は10分で傘の骨が曲がった。そして、3ヶ月で無くした。

 もう、意味が分かりません。

 もしかしたら、傘と相性が悪いのかも知れない。

 なんじゃそれ。

 ビニールじゃない傘だって使いたいよ。いや、マジで。

 購入を渋るのは私のジンクスのせいだからなんだけど、誰も理解される訳もなく……。


 本当に凄い雨降りの能力者って、イベントは必ず雨になるらしいんだけど、これは本当に嫌な話しでゴメンこうむるけど、傘を忘れると事故る能力もなかなか持っていい能力ではない。

 何故なら、雨降っていない時の傘って邪魔だからね。

 『雨を降らせない』って、結果的にそう言うところにいきつく。

 日傘?

 ビニールじゃ無理です!!


終わり。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る